昨日のハリポタ作者J.Kローリングさんの大富豪つながりで前澤友作さんの命式を拝見しています。
ぐぐるといろいろ鑑定?結果が出てくるので、私はちょっと別の視点で。
ハタから見える要素は陽占で見るのですが、
音楽活動からキャリアをスタートしているそれは現実のスタート地点である東の調舒星で一致(メジャーデビューもしてるんですね!)、
その後、輸入レコードの通販ビジネスに移行して現在のZOZOTOWNによる衣料品通販を開始されたのは精神のスタート地点である南の司禄星に一致(家庭まわりの小さなものをコツコツと売る感じが司禄星っぽい)、
そして独立帝国を築いて貫索星がキラキラし、
現代アートの普及活動、アーティスト支援活動をされているのは精神のゴールである調舒星に一致、
事業を海外展開されグローバルに活躍されているのは現実のゴールである西の龍高星に一致。
あぁこんなにピタリと星を輝かせていれば、
これだけ活躍されるのも納得、です。
が、大富豪にあるべき禄存星がありません。
司禄星はありますが、司禄星がお金持ちになるにはもう少し時間がかかりそうな気がします。
気になって、大運を眺めるとそこにありました。
初旬に禄存星がまわっています。
初旬にめぐる星は6番目の自分の星。
生涯自分のテーマとなり、最後に行き着く先の星でもあります。
陽占に火性の星が2つ(調舒星2つ)、蔵干から出る鳳閣星もいれれば火性の星が3つ。
様々な表現活動(音楽やファッション、芸術)がこの禄存星でお金になっていく流れがやはりありました。
また大運は初旬天中殺なので移動して三旬から。
その大運が始まる2000年前後にZOZOの前身であるスタートトゥデイを設立し、音楽活動からビジネスへの転換を図っています。
大運天中殺の陽転条件はその期間に入る前の時点での苦難があることとされますが、
見れば第2旬目に東方に納音があり、そこで何かしらの環境の破壊、転換があったのだろうと推察されます。
高校が早稲田実業で早稲田大学にそのまま進学できたのにそれをしなかったのがもしかするとまさに納音的な出来事と言えるかもしれません。
若年期に納音のような破壊条件があると、その後の人生は大きく発展するといわれますが、
一般的に現代社会において第2旬くらいの時期は親の庇護下にあるため、なかなかそれを消化することは出来ないもの。
戦前戦後くらいの時期までは、若年期から様々に苦労を重ねて消化することも出来ましたが、今はそういう時代ではありません。
その意味では、
高校時代から音楽活動において一個の人間として勝負して、東方納音から推測するに何かしらの挫折や破壊を経験されたことで第2旬の納音を消化できたことが、前澤社長のその後の飛躍につながったのではないかと思います。
さらにいえば、前澤友作社長は宿命に生月中殺があり、異常干支もあり、初旬に天中殺があるので「変剋律虚位型」にあたります。
変剋律 虚位型は、
宿命中殺という虚、
異常干支という虚、
そこに大運天中殺という虚が重なることによって、
その大運天中殺に入った時点で現実世界(実業やお金という面)で壮大に開運する、黙っていてもお金が雪崩のように入ってくると言われます。
つらつら書きましたが、前澤友作社長の成功の要因をまとめると、
・宿命を光らせた
・第1旬の禄存星
・第2旬の納音を消化した
・初旬移動条件ありで第3旬から大運天中殺、そのタイミングで実業の世界へ
・変剋律虚位型
この5つが重なったことが常人の域を超えた大発展につながったのではないかと思います。
しかしやはり、なんといっても一番は、変剋律虚位型です、多分。
前にこの型を習ったときに、どんなものかよく理解できなかったのですが、
前澤社長の命式を拝見して納得です。
気になるのは、前澤社長が戊亥天中殺の人であること。
生月中殺の虚、異常干支の虚、大運天中殺の虚に戊亥天中殺の現実虚も何か役割を果たしたのか?
変剋律 虚位型はサンプルが少ないのですが、その点については今後検証を重ねたいと思います。
※命式図は例によってセラファムさんのアプリです。ありがとうございます。