算命学は「枠組み」の積み重ねと観察

kinugyokutoan

2年前

うちの弟の子供は大学受験をしたくない、
という基準で中学を決めた腰抜けですが、
個人的には大学受験はするべき、と思っていて、
日頃からウォッチしているこのTwitterの方。
（画像参照）

いつも、冷静に妻がひどい、ということを書いておられるのですが、
案外と、その奥さまと手を繋ぎたがったりしていて、実はとても奥さまが好きなんです。

昨日、陰陽・正負について書きましたが、

だいたい、
外で妻の悪口を言う人は実は家庭内では愛情深く、
外で妻を惚気る人は、実は家庭内では険悪、またはまるで冷え切ってる、
…みたいな傾向にあります。

陰陽が見えてくると本当に分かりやすくて、

例えば、
家で横柄な人は会社では平身低頭している、
家で家族サービスに余念がない人は、会社ではふんぞりかえっている、
…みたいな傾向もあります。

表面的に、単にその公式を当てはめて、
分かりやすくそれが見えることばかりではないですが、

そういう仮定をもって、日々の言動を観察していると、
細かいところでそれを裏付ける言葉や行動が見えて来て、確信を得られます。

算命学ではいろんなことが分かりますが、
理屈理論を学んでそれをそのまま当てはめる、というよりも、
理屈理論という枠組みをもって観察し、
その理屈理論との一致不一致を捉えていく、
…というのがその使い方。

そして、
その一致の数と不一致の数を積み上げていくことで、
その人物がどういう人間か？
あるいは、
どの程度の密度、深度で人生を生きているか？
…を捉えることができます。

その意味で、理屈理論を学ぶことはもちろん大切ですが、観察することも同じくらい大切で、

算命学を深く学んでいく、ということの意味は、
数多ある「枠組み」を積み重ねていくということに他ならず、

陰陽という枠組み、天中殺という枠組み、星図という枠組み、干支という枠組み、八門法という枠組み…など、
「枠組み」を重ね、観察を加えていくことが、
本質的な意味で「算命学を学ぶ」ということです。

ちなみに、
只今現在、「夫婦の相性」というのをnoteのほうでは書いていますが、それも「枠組み」の一つ。

但し、
配偶者が逃げ出す型とか、
配偶者がその役割を破壊する型とか、
不穏な型についても書いていますが、
それもあくまで「枠組み」の一つであって、それだけで夫婦の関係を断じるものではありません。

「枠組み」というのは、
ある仮定に基づいた場合に何が言えるか？ということの型であり、
それだけで何かを断じることができるものではないのです。

人生にはさまざまな要素がある、
算命学にはその要素の数だけ占技があり、
それを組み合わせめ使うことが大切です。

もし、「不穏な要素」があるなら、
それを解消するには、回避するにはどうするか？
…を考えれば良いわけで、
短絡的に判断して落ち込まれることのないよう、

さらにいえば、
その判断だけをもって誰かに伝えてしまうことのないようお気をつけくださいませ。

もっとも、
たくさんの占技の知識が身に付いてくると、
つまりたくさんの枠組みの知識が積み上がってくると、
自然と多角的な視点を持つことができるようになるので、
一つだけで何かを断じることなどは、いわれなくてもされなくなるとは思いますが、どうでしょう。

冒頭の陰陽の話に戻せば、
陰陽のルールが分かるようになると、
それをもっていろんなことをコントロールすることができるようになります。

例えば、
家庭に問題があるなら、それを隠さず公開すれば、問題が解消して円満になるとか、
仕事で活躍したいなら、家庭では妻に働いてもらうとか、そんな感じのことです。

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