金烏玉兎庵

不倫が横行した時代の後遺症 ※閲覧注意

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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毎年、誕生日には「記念に残るモノ」を買うようにしています。

若い頃、20代の頃は、
「買ってもらう」ことがイイと思っていたので、
付き合っていた人に買ってもらっていましたが、

なんていうか、
「付き合っている人が、私を想って選んだものをもらう」のではなく、
「私が欲しいもの」を付き合っている人などに買ってもらうって、
心理的にも、運気的にも「商取引」であることに気づいて以来、
いわゆるハイブランドのモノなど、高価なモノは基本的に自分で買います。

そういえば、
Facebookなどで、
「夫に買ってもらいました(ハート」
「恋人に買ってもらいました(ハート」
…と書いている方がときどきおられますが、そういう「世代」の方もおられます。

だいたいバブル期から少し後くらい、
年齢にして1960年代から1970年代生まれくらいの女性の中には、
「買ってもらうモノの価格が自分の価値」
…と信じて疑っていなかった方がけっこうおられ、

さらにいえば、
それに付随して「同世代の恋人」が買ってくれない「高価な欲しいもの」を買ってくれる年上(既婚)の人に女性がなびき、
その年代の方がOLだった時期が不倫が最も横行したのその時代で、
それを後押ししたのが、当時全盛期だった「トレンディドラマ」でした。

トレンディドラマが不倫を後押ししたのか、
不倫をしていた人たちが、トレンディドラマに自分の姿を見たのでそのドラマが流行ったのかは別にして、

半数以上が不倫をしていたのではないか?
…くらい、史上最も「不倫している人」が多い時代だったと思います。

当時は、そういう「買ってくれるものが自分の価値」と信じる女性と、
「若い女性にお金を使う経済的余裕」がまだまだあったサラリーマンがたくさんいた時代。

ちなみに、
「高価なものを買ってもらうために」ではなく、
「高価なものを買ってくれる人になびいた(半分恋愛)」
…というところがこの世代の不倫のポイントなのですが、

不倫のほうに「恋愛」を求め、
結婚は「ときめきよりも安定」という感覚で結婚した方も多かったように思います。

さて、なぜこうしたことを書いているのかといえば、
このところ、
当時、愛情に基づかない結婚をした方々の、迷走している感じがちょっと気になっているからです。

算命学では、
どんなことを仕事にするか?というときには、
「やりたいこと」をやるか、「お金になること」をやるか?
…という選択肢があり、

どんな人と結婚するか?というときには、
「好きな人」と結婚するか、「家系の発展に資する人」と結婚するか?
…という選択肢があります。

どちらも否定するものではなく、どちらの生き方を採用しても、
結果は異なるものの「宿命を逸れる」ことにはなりません。

けれど、
不倫をして、不倫のほうに「半分恋愛」を求め、
結婚は「ときめきよりも安定」という感覚で結婚したような方というのは、
だいたい「好きな人」でも、「家系の発展に資する人」でもない人と結婚しているもので、
ゆえに、宿命を逸れ、悩み多く、その先において迷走しているのではないかな?と思います。

なお、「ときめきよりも安定」…と思ってする結婚、
=「安定」のためにする結婚は、家系の発展に資する結婚なのでは?
…と、思う方がいるかもしれませんが、

「家系の発展に資する人」というのは、
全き現実においてつながることができる相手であり、
そういう結婚をする際には必ず、自らが見通す「現実的な未来」「現実的な目標」が必要で、

そんなふうに、家系の未来を見通し既に「安定している人同士」による結婚、
自分が地に足をつけた生き方をしていて、
そこから見通す現実的な未来を実現するための結婚こそが
「家系の発展に資する結婚」=理的結婚であって、

「ときめきよりも安定」…と、
「自分を安定させてくれることを期待してする結婚」
…というのは、そもそも「家系の発展に資する人」との結婚にはならないのです。

こうしてみると、

不倫のほうに「恋愛」を求め、
結婚は「ときめきよりも安定」という感覚で結婚した方の多くが、
宿命を逸れ、迷いを深めているという背景がお分かりになると思います。

それに気付いた方は、「自らの道」に立ち戻り「自分の足で立つ」ことをお勧めいたします。

例えば、自分のモノは自分で買う、というのもその方法の一つ。

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