ノートルダム大聖堂の火災。
原因は失火らしいとのことですが、
この一報を聞いて真っ先に浮かんだのは
「悪政は天災を招く」という言葉。
初めての海外旅行でパリを訪れて以来、
久しくパリは私の中では、
不動の「世界一素敵な場所」でしたが、
マクロン政権発足以降、
荒ぶパリ、フランスに心を痛めています。
早々に募金を募り始めたのもいかにもマクロンらしく、それもあまり良い印象を受けません。
変わりゆくパリを象徴するかのようなこの火災。
「ノートルダム」はフランス語で「私達の貴婦人」という意味で聖母マリアを指すらしいですが、果たして。
ちなみに、日本における大規模な天災といえば、
阪神淡路大震災のときは村山連立政権、
悪政であったかどうかは人によって判断が分かれるところですが、不安定な政権であったのは事実。
水性は集団意識に呼応する性質があると言われますが、集団の意識というものが不安定になると、天災を呼び、それによって何か新しいものなら視点なりを導くとすれば、
施政者は天変地異や天災、大きな事故などについて謙虚にその意味を内省する必要があるのだろうと思います。