本日は、陣馬山から景信山、城山、高尾山までの長い長い山歩きを楽しみました。
早朝から約10時間の行程、途中何度も挫けそうになりつつ、ご一緒してくださった方々に励まされ、助けられながらなんとか無事に帰宅。
人間、一人で生きることはできないし、一人で生きているわけでもないことを感じた1日でした。
皆さま、本当にありがとうございました。
元々アウトドア派でもないのに、
2ヶ月に一度くらいのペースで自然の中に身を置くことにしているその理由は、2つあります。
1つは、
自然の法則を体感し、調和を取り戻すことが目的です。
宿命干合がある人は、
良くも悪くも人の気、環境の気を受けやすいので、できるだけ良い気のある人や場所を選ぶことが大事といわれますが、
そうでなくても、
自然の中に身を置くことは、
良い気を取り入れ心身の調和を取り戻すには有効です。
また、山に登って降りることは、
母の胎内に戻り生まれ直すという意味があるといわれますが、
苦しさを超えて山頂にたどり着く過程では、さまざまな悪因を浄化することができ、
そうして山を降りてくると清らかな心で生活に戻り新たな気分でスタートを切ることができます。
2つ目の目的は、
算命学、東洋思想で説かれる自然の在り方をフィールドワークを通して学ぶことです。
陰占における干の意味するものの姿を見、それがどのように自然を成しているかを眺めることによって、
理解を深めることができたりもします。
戊は山、神様の場所で人の立ち入らない神聖な世界であるとか、
山(戊)は木(甲)や草(乙)と共にあって美しいとか、
木(甲)や草(乙)は群生しているのが自然だとか、太陽(丙)が必要だとか…そんなことを体感しながら学ぶこともできます。
算命学を学んでいると、
山登りを通して気づくことがたくさんあり、とても勉強になります。
ちなみに、できる限り、吉方位を取るとさらに良いです。
今回はギリギリ吉方位から外れた場所での山登りだったのですが、
そのせいか、序盤において途中下山を考えるほど苦戦しました。
周りの方に助けられ、登り切り、そして慎重に下山をする中で学ぶことは多かったものの、たくさん迷惑をかけました。
一人では多分、登り切ることは出来なかったように思います。
吉方位をとることができないなら、
その方位を吉方位とする人とご一緒し、慎重に臨むことが必要だと感じました。