忖度なく「星を活かす」こと

kinugyokutoan

2年前

昨日、反田さんについて「確信犯」であるのは当然だ、
…いうことを書きましたが、
こうした「ある種の狡さ」というのは、
いわゆる水性の星＝龍高星・玉堂星に起因するもので、

その要素を持たない人やその要素を使えていない人は激しく嫌悪する一方、
これらの星を持ち、ある程度それを使うことができている人であれば、
「賢いな」という印象を持ちます。

そもそもですが、
「狡さ」と「賢さ」というのは「知性」の両面であり、
自分にとって都合の悪い知性、自分にとって不快な知性の発揮の場合に「狡さ」として感じられ、
自分にとって都合の良い知性、自分にとって好ましい知性の発揮の場合に「賢い」と感じられるもの。

もちろん、「知性」＝龍高星・玉堂星を司るのは北方であり、その色は黒。
※水性は青ではなく黒。

そして、考えをオモテに出さず、ウラに秘めるのがその場所のもつ意味なので、
見えにくく、ウラでいろいろ考える在り方を警戒し、不審に感じるのは当然ながら、

そもそも北方＝知性＝龍高星・玉堂星の本意はそこにあり、

ゆえに、命式において水性ばかりの人、龍高星・玉堂星ばかりの人などは、
「何を考えているかわからない人」といわれますが、
そうであってこそ、本領発揮ができるのだといえます。

もっとも、
龍高星であれば、苦労や体験を経ないと浅薄な知性となり、他人に軽んじられるものですし、
玉堂星であれば、正統な学問、世界を遍く貫く理論・理屈を備えねば使いようのない知性となり、空回るもので、

こうした浅薄さを帯びた知性や理論・理屈が欠如した知性は、
いわゆる「役に立たない知性」となり果てるわけですが、

反田さんの場合、
東方龍高星＝苦労や体験を経た緻密な知恵・知性であり、
もちろん、その緻密さゆえに不快感が募る方もおられるかもしれませんが、

知恵・知性の使い方としては見事であり、
だからこその（＝東方龍高星を活用したからこその）現在の注目度であるといえます。

算命学では、善悪を断じません。

これは、常識と非常識を同等に捉えるということであり、
ある人にとっては善であることも、ある人には悪になりうると、公平な視点でとらえることをいっています。

算命学の根本には、
宿命という「宝箱」は、それを消化することでその「鍵」が開くという考え方があります。

宿命消化の先に存在感の発揮があり、それが活躍につながる…とは､
宝箱を開けていく生き方こそが、その人の生きるべき道であり、
そうした宿命消化こそが「善」であると考えるのです。

その意味で、算命学における「悪」とは何かといえば、
自分の宿命を消化することなく「常識」に追随し、「世間社会の物差し」に従って生きる生き方こそが、「悪」であるといえます。

なぜ「悪」なのかといえば、
与えられた才能を活かすことなく埋もれさせているから「悪」なのです。

さらにいえば、そういう「自分の才能を活かさない人」というのは、
「才能を活かしている人」の足を引っ張る性質があり、その点においても｢悪」といえます。

なぜ、「自分の才能を活かさない人」というのは、
「才能を活かしている人」の足を引っ張る性質があるのかといえば、

自分の才能に向き合えない人、勇気がなくて自分が一歩を踏み出せない人は、
「自分と同じ位置」に人をとどめるため、
あるいは｢自分よりも下の位置」に人を引きずり下ろすために、必死になる質を持つものだからです。

世の中には、
「自分を活かしている人｣と「自分を活かせていない人」しかいませんが、
これはキリスト教世界観における天使と悪魔の構図に似ています。

12/14 循環に内在する仕組みとエネルギー① 退気・進気の生き方、エネルギーの強弱、勢いと危険性
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11/10「星図だけ」で読み取れる多くの事、宿命を逸れることが精神に出る場合、肉体に出る場合
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