先日、とある著名人の方が、
お子様のお友達の「イギリスの戴冠式に関する発言」をいくつか挙げておられました。
お子様のお友達というのは、
おそらくシンガポールで一番人気と言われるインターナショナルスクールである、UWC South East Asia」のご学友だと思うのですが、
その発言の内容というのが、
いわゆる「リベラルな大学生」みたいな内容というか､
「意識高い系の左派」みたいな内容で、
なるほど、東南アジアのインターナショナルスクールに子供を通わせる層、
シンガポールのようなクリーンで勢いのある国の親というのは、
そういうタイプの人たちが多いのだな、と、納得した､ということがありました。
その投稿は既に削除されているのでその内容については書きませんが、
一般的な日本人（いわゆる中道右派）の感覚で言えば、
多少、「あれ？」と違和感を覚える内容…といえばなんとなく伝わるでしょうか。
もっとも、シンガポールのインターにも、
イギリス系、アメリカ系とあるなかで、
敢えて地元シンガポール系のインターに通わせるわけなので、
リベラル色が強いのは当然といえば当然かもしれませんし、
そもそも途上国や新興国を含めた「ワールドワイド」でやっていくなら、そうでなければならないのかもしれませんが。
さて、そうした「子供の発言」だけで、なぜ、
その学校に通わせている親御さんたちの「層」や 「タイプ」、もっといってしまえば「思想」までも分かるのかといえば、
だいたいインターナショナルスクールに通うくらいの年齢というのは、
小学生くらいの年齢＝天貴星くらいの年齢であるからです。
天貴星というのは「子供の星｣であり、
「子供」だけに、
学んだことを、スポンジが水を吸収するかのように身に着けていくことが出来る星であるのですが､
一方で、 その「水」が赤い水であれば赤い色を吸いあげて真っ赤になる、
その「水」が青い水であれば青い水を吸い上げて真っ青にもなる星でもあります。
そういう天貴星の質というのは、
そのままその時期の年齢の子供たちがもつ質でもあり、
ゆえに、子供たちによる、
いわゆる「リベラルな大学生」みたいな発言というか、
「意識高い系の左派」みたいな内容の発言というのは、
そのまま彼らの親御さんたちの言葉であり、
その親御さんの言葉を子供たちが「スポンジが水を吸うよう吸収した｣ ことの結果としての発言であろうといえるのです。
そもそもですが､ 小学生くらいで、
まるで親と異なる意見を持つことなど不可能で、
このあたりは、中学受験にあたり「子供の自主性を尊重して」･･･などといわれるけれど、
その「自主性」というのは、実は親の影響を大いに受けている、
…というあれと同じ仕組みのお話です。
小学生くらいの子供には、総じて天貴星の質がある、と書くと、
「若年期には天堂星がある場合はどうなんでしょう？」
…というような質問をされることがあるのですが、
子供というのは、総じて天貴星の質が発揮される、
その天貴星的な質のベース（その年齢に応じた性質のベース）に、
その時期の人体星図の星の質（この場合であれば天堂星の質）が乗っかる、
子供の時期の性質の発揮というのは、そんなふうに「二階建て」になっています。
なお、この「二階建て」の考え方は、算命学を学ぶ上でとても重要な考え方で、あちこちに出てくる概念であり、
これはnote を長くご覧になっている方であればこの意味が分かると思うのですが、
この「二階建て」にこそ、
人間の性質の発揮、個性の発揮、そしてこの世界における存在感の発揮を捉える際の妙味があります｡
「あるべき姿」とのギャップにこそ個性がある、
…といえば、勘の良い方であれば理解できそうですがどうでしょう。
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