夏気分満載な、草たっぷりのモヒートを飲みながら🌿
trust no one.
…について考えています。
一見悲観的に聞こえるこの「誰も信じない」というワードですけれど、
角度を変えてみれば「誰のせいにもしない」という全き自己責任を表明する言葉でもあります。
海外ドラマ『ビリオンズ』のseason4-1のラストにおいてチャックは、
夜空を見上げながら、
『一瞬で足元をすくわれる。
それがNYってもんだ。』
…という言葉を吐きます。
子飼いの部下に裏切られ、失脚した元連邦検事のチャック。
かつては歯牙にもかけなかった人たちに、
軽んじられ、邪険にされ、蔑まれさえしながらも、
ニューヨークって、そういう街だろ?
…と、自嘲ではなく、そのニューヨークという舞台におけるゲームを面白がり、
捲土重来を期す、その決意を胸に吐く言葉がその、
『一瞬で足元をすくわれる。
それがNYってもんだ。』
…という言葉です。
さて、よく「あいつに裏切られたから切る」みたいなことを言う人がいますし、
あるいは「切られた」人が、あれは自分が「裏切ったから」だと言う人もいますが、
「誰も信用しない」
…という前提で誰かを「切る」場合、
それは、
「裏切った」から切るのではないのだということ、
「縁を維持するメリットがなくなった」から切られたのだということの理解はとても重要であるように思います。
実際、裏切られたって、
その人が魅力的でそこに「義」がありその裏切りを理解できれば切ることなく関係を維持するわけで、
「切る」なり「切られる」なりするのは、
たとえそこに「義」が見えたとしても、
そこに「縁をつなぐメリットがない」、
その人に「縁をつなぐだけの魅力ない」からであって、
多くの場合、「切る」ということの理由として、
「裏切った」とか「裏切られた」とかいうのはきっかけに過ぎません。
その意味で、大切な人であれば、
特に自分のほうが下で相手のほうが上にいる場合、
付き合うメリットが自分のほうにあって、相手側にメリットが少ない場合には、
相手に自分を切るきっかけを与えないために、
相手に対して忠誠を誓わないといけないのだろうと思います。
あるいは、
裏切ってもそこに縁をつなぐ価値と意味を感じられる自分でいるか。
人間関係というのは、
連綿と続く草原の連なりのようなもので、
草原のどの部分を歩くかは自分次第、その人の好み次第。
草原の花が咲く部分を歩くのか、
果実がたわわに実っている部分を歩くのか、
あるいは湧水がある部分を歩くのかは自分次第、その人次第で、
これはその反射として、
自分なり「その人」なりが「ここは歩かない」と決めた場所にはバリケードを張って選り分けて、
そこは「歩く価値のない場所」として決して足を踏み入れられることのない場所となっていくのだということでもあります。
それが分かれば、
誰かに「自分の草原を歩いてくれ」と頼むことなど無意味であって、
自分が「歩く価値のある草原」であることが何より大事であること、
そしてその先に、「trust」というのが、
「互いに対して真に価値のある存在であり続ける」
…という極めて動的なものであることが分かります。
そして、それこそが「trust no one」の真意なのだろうと思うのですがどうでしょう。
それが分かれば、
「決して裏切らない」と約束をして、互いの草原を行き来するアライアンスを結ぶような人たち、
あるいは、お手盛りで自画自賛し合う「自称○○」な人たちというのは、
その人物の人間性がどうであるかに関わらず、
まるで信用出来ない人物であることがわかりますね。
中殺がある人は、trust no oneをモットーにすべき人です。
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