金烏玉兎庵

十大主星だけでは分からないこと

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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最近の若い方は、
「褒められて伸びるタイプです」と表明される方がけっこうおられるのですが、
命式を拝見すると、必ずしもそうでもないな、と思うことがけっこうあります。

あるいは、
「私は大金持ちになりたいです」と表明され、
財の星があるので、お金持ちになる宿命ですよね?…と問われる方もおられるのですが、
命式を拝見すると、そうでもないな、という方もけっこうおられます。

さて、これは別に、そういう表明をされる方を否定するために言っているわけではありません。

そうではなく、
そういう表明をされる方にその理由を聞くと、
ご自身で人体星図を出して十大主星を調べ、それをもとに、
「自分は褒められて伸びるタイプだ」
「自分は大金持ちになれるタイプだ」
…とご自身で判断して、表明されているケースが最近多く、

「十大主星だけ」で判断できることって実はあんまりないですよ、
…ということ、いちおう書いておこうと思った次第です。

「いちおう」というのはなぜかといえば、
個人的には「十大主星だけ」でもって算命学を教える・学ぶ…というのも、
算命学の学び手のすそ野を広げるという意味では有効であると考えているからです。

けれど、
「自分は褒められて伸びるタイプだ」
という方の多くは、
「褒められる」前に、「厳しくされる」ことを要する命式であるものですし、

「自分は大金持ちになれるタイプだ」
という方の多くは、
「お金をたくさん持つ」のではなく「お金をたくさん使う」ような命式で、
「お金」よりも「モノ」をたくさんもつ命式であることがけっこうあります。

そういう場合において、
「厳しくされる」ことで伸びる先に褒められるにいたるはずの人に「褒められる」ことばかりが続けば人間が腐ってしまいますし、
「お金をたくさん使う」ことで人生が発展する人が「お金を貯める」ことばかりに向かってしまえば人生がどん詰まりになっていきます。

その意味で、初心者のうちは十大主星に注目し、それをもって考えることも有効ですが、
十大主星だけをもって判断していると、多少、誤った判断にもなりがちであるので注意しましょう。

できるなら、十大主星がどういう構造になっているのか?
十大主星の組み合わせがどういう現象をつくるのか?
…ということに注目して、さらに思考を深めていっていかれると良いだろうと考えます。

ちなみに、noteの「上級編」は、ただいま、多少難解なことをやっています。
十大主星などを細かく説明した内容を学びたい方は、「再配信」のほうをご覧いただきたいのですが、

ここ数日、更新が滞っていました、すみませんでした。
今朝、まとめて更新いたしましたのでご確認くださいませ。
基本的に、「毎日投稿」です。
このところ、立て込んでいて、対応が遅れておりすみませんでした。
もう少し、計画的にやります。

「上級編」のほうは、「難解」と書きましたが、
「難解」というよりは、組み合わせで判断するべき事項の「組み合わせの要素」をじわじわやっています。

算命学というのは「占技の組み合わせ」でこそ本領を発揮できる占術ですが、
その組み合わせにより危険を捉える見方についてやっています。

一度ご覧になるくらいだと分かりにくいかもしれませんが、何度かご覧いただけると、なるほど、と腹に落ちるだろうと思います。
リアルタイムの「上級編」のほうは、難解な内容と、割とオーソドックスな内容が半々になるよう意識しています。

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https://note.com/kinugyokutoan/m/m21947c515642

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