雑誌『VERY』にセレブ妻の体(てい)で掲載されます!
…などというと、いかにも誇らしく、浮足立ってしまうものですが、
ときに、そうした「晴れがましいこと」のために、
自分を取り巻くすべてが瓦解するようなことになることもあるので気をつけましょう。
…何の話かといえば、
只今、秘かに政界を揺るがせているという木原官房副長官の奥様のお話です。
これは、その木原さんが既に「事実無根」とコメントを出されているお話ですが、
その奥さまの前夫が平成19年に自殺された、その事件に関して、今になって不審点があるとして再捜査を求める上申書が出されたそうで、
ご承知の方も多いと思いますが、
ネット記事をみていると、
その木原さんの奥様がその「不審死」に関与しているかの論調で報じられており、
事実の在り処がどこに在るかは別にして、
只今現在、その奥様の方が、
「取り巻くすべてが瓦解するような状況」にあります。
なぜ、こうしたことが起こっているのか?
…ということを考えるに、
その奥さまの生年月日を見つけることは出来なかったのですが、
雑誌『VERY』の2022年2月号に掲載された時点での42歳という年齢から推し量ると、
恐らくは、東方対冲の年に、その雑誌『VERY』の撮影が行われたことが伺え、
察するに、この「東方対冲の年」に、
「大々的に社会・世間に出て行く=大々的に世の中の目に晒される」
…ということが、こうした事態を招いたのではないか、と考えますがどうでしょう。
天中殺で新しいことを始めたことは長続きしないといわれますが、
対冲の年に始めたことは、対冲の現象につながります。
これはつまり、
西方対冲の年の結婚は、離婚という家庭が壊れる現象に帰結するのと同様に、
東方対冲の年のモデルとしての注目は、醜聞のようなかたちで社会・世間に出られなくなるような事態に帰結するのだということで、
天中殺や東方対冲のようなタイミングというのは、
とても「不安定」なタイミングであるがゆえに、
そういうタイミングであることに気づかず、
「誇らしく、浮足立ってしまうような晴れがましいこと」に満面の笑顔で向かってしまったりするのですが、
「不安定」なタイミングのことであるだけに、
あたかもはしごを外されるような事態に帰結する、
つまり今回のような事態にもなるのだということです。
もっとも、多少、おかしなタイミングにそういう「晴れがましいこと」に向かったとしても、
先祖の恩徳や日頃の陰徳・積徳があれば、回避できることも少なからずあるのですが、
こうした事態になっているということは、何にせよ、「不徳の致すところ」ということなのだろうと思います。
それにしても、
本当に興味深いのは、
世の中で、簡単に、顔をだし、名前を出して活動している人たちというのは、
たいてい、宿命を適切に消化していない、というか、
宿命をうまく消化しにくい命式=矛盾の多い命式の方であるということ。
今回のその政治家の奥様の命式は分かりませんが、
今朝、たまたま拝見した、それこそ雑誌の読者モデルにも頻繁に登場している経営者の方も、
意識的に、本来の宿命から外れよう外れようとされているような印象で、
そういう事例をいくつか見比べつつ、
宿命から逸れている
=本来の感覚がマヒしている
…ということの結果、
適切な在り方がどんなものかが分からなくなって、
品性・品格を重んじる思慮深い人であればまず選択しないような、
「自分の安売り=大衆に顔を名前を晒す」ようなことを平気でするようになり、
その結果として、今回のような「自分の人生を壊される」ような事態にもなるのかな?
…と思ったのですがどうでしょう。
昨今は、ブログやらYouTubeやらで簡単に名前も顔も晒す人ばかりですが、
「自分の安売り=大衆に顔や名前を晒す」
…というのは、正常な神経=思慮深い精神があるような人には、ちょっとできないことであるように思います。
実際、「目立つ」のは、だいたい矛盾がある箇所であり、
きちんと収まっている人は、目立つことなく実を積み重ねていかれますね。
今回のその政治家の奥様の件について考えつつ、
「動かない」ことの美徳を身に着けること、
それが、現代人が身を立てていくうえで、実は最も重要なんじゃないかな、
…と、そんなことを考えました。
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