金烏玉兎庵

生月天中殺のtrust no oneの復習

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

この期に及んで…などという表現はいささか手厳しいのかもしれませんが、
ちょっとそんな印象を持ちつつ、
最近は確かにあまり書いていなかったな、と気づいたので、ちょっと書いておこうと思います。

何のことかといえば、
生月中殺がある場合の、組織での働き方・集団での身の処し方のお話です。

そもそもの「中殺」の構造がどうなっているのかといえば、
「中殺」されている場所というのは不安定になっているので、
その場所に居る人たちを頼れない、アテに出来ない、信用できない…ということになります。

私が算命学を学び始めた当初、ブログを始めた当初は、
そのことを知って、
なるほど、だから私が会社で働いていて、いつもハシゴを外される(ように感じられる)のか!
…と感嘆したのですけれど、

最近は、常に、trust no one(だれも信用しない)を徹底していて、
仕事では、優秀で信用できる人を選りすぐって一緒に取組んでいますが、
基本的に、ダブル・トリプルでバックアップを用意しています。

「誰も信用しない」ので、誰が逃げてもハシゴを外しても、
特に動揺することもなければ、問題が起こることもありません。

もっとも、そういう体制を敷くことが出来るようになって以来、
逃げる人もハシゴを外す人もいなくなりましたが、
このあたりは、「中殺を消化する=不安定な状況を生きる」ことを自覚し、それを消化できているので、
現象として、不安定なこと(=逃げる人やハシゴを外す人)がいなくなったのであろうと考えます。

生月中殺がある場合の、組織での働き方・集団での身の処し方というのはそんな感じです。
常に、trust no one(だれも信用しない)。

この話を10歳の甥っ子にしたときに、
「人間としてそんな寂しい生き方は出来ないよ」といわれたのですが、
中殺がある場合、中殺された場所の存在は「頼れない、アテに出来ない、信用できない」というのがデフォルトで、
それが人生の初期設定であるので、

だとすれば、それを理解して対処するか、それを無視して翻弄されるかの選択肢しかありません。

つまり、翻弄されたくなければ、「頼れない、アテに出来ない、信用できない」と覚悟を決めて、
trust no one(だれも信用しない)の前提で対処するしかないです。

こうして書くとシビアなようですが、
「頼れない、アテに出来ない、信用できない」ということは、
誰にも忖度しなくて良い、誰からも制限を受けない自由があるということであり、

自由を生きる強さを得ることができれば、
これほど可能性に満ちた生き方はないのではないかと思います。

ちなみに、そうはいってもまだそんな強さはないよ、という方は、
誰かひとり、寄る辺を見つけてくっついていましょう。
そうすることで、その寄る辺に支えてもらうことも出来ますが、
その際には、相手に服従するくらいの、相手と心中するくらいの覚悟でくっついている必要があります。

⭐︎2023年9月四週目のマガジンを公開しました🌕
https://note.com/kinugyokutoan/m/mc6ef253617be

⭐︎noteメンバーシップ上級者プランはこちら:https://note.com/kinugyokutoan/circle
月額5000円です🌿毎日3,000文字以上、毎月90,000文字以上更新中📖

※再配信サイトのご案内※New!
再配信用のサイト (別館) を作成いたしましたので、
最初から学ばれたい方は、ご参加くださいませ。

note 再配信:https://note.com/kinugyokutoan2
※再配信は、2020年3月より、 専門科 師範科の内容から書き始めましたその内容です。
更新は、 上級編と同様、 毎日更新となります。

再配信の内容をちらっとご覧になりたい方は、
2020年上半期のマガジンにまとめておりますので、 タイトルなど参考にしてくださいませ。
(タイトルと一部内容は、 無料にてご覧いただけます)
2020年上半期のマガジン:https://note.com/kinugyokutoan/m/m3cfc18c6fb4a

🌷注目記事🌷

8/17 天中殺と人体星図の構造を前提とした調候守護神の使い方、人体星図に出てこない守護神の使い方
https://note.com/kinugyokutoan/n/nca327cf98a9b

8/22 陽占的アプローチで人物を捉える①陰占と陽占の印象の違い、純星・濁星の世間との関わり方の違い
https://note.com/kinugyokutoan/n/n6c7c8c03d00a

7/30 子供の運命の捉える視点① 陽占ではなく陰占、エネルギー値が大きな子供
https://note.com/kinugyokutoan/n/n50245ca9e289

8/1 子供の運命の捉える視点③ 家系のストーリー=家系を知り「自分の現在位置」を知ることの大切さ
https://note.com/kinugyokutoan/n/nadd24ef8953e

7/27 女性の適職範囲の考え方① 女性が働くうえで必要な2つのもの
https://note.com/kinugyokutoan/n/n112c033d0454

7/24 「人生の伸び」を実現するために知る陰占・陽占という鋳型の仕組みと作用①
https://note.com/kinugyokutoan/n/na20eecfe0d31

7/20 男系・女系から捉える適職範囲、男系・女系の別の見分け方、その活躍世界
https://note.com/kinugyokutoan/n/nd370654669f0

7/19 過剰に目立ちたがる質はどのように生まれるのか?そこにある違和感の理由と背景
https://note.com/kinugyokutoan/n/n0ff8fb84b5d2

7/13「本来の陰転範囲で最大陽転」が自動的に起こる事例、壮大な大運天中殺の影響の仕組み 前半
https://note.com/kinugyokutoan/n/n8cb7219d38ff

7/16 結婚相性の深い捉え方・同座婚① 結婚生活・安定感の推移を捉える
https://note.com/kinugyokutoan/n/n03216864dd4b

7/6 誤解の多い「人体星図の北方の星」の意味 後半、北方という老練な質の場所、人間のウラを見つめる
https://note.com/kinugyokutoan/n/nc8ea731f0dbe

7/8「福運・貧運」の事例⑥ 危険な命式のバランスを大きく崩す要素9つの検証の続き
https://note.com/kinugyokutoan/n/n514e2446a1f0

7/4 誤解の多い「人体星図の北方の星」の意味、前半
https://note.com/kinugyokutoan/n/nabd496a7cead

7/1「福運・貧運」の事例④ 忌神が強い、守護神なしの命式の生き方と活躍のタイミング 【お手本】
https://note.com/kinugyokutoan/n/n8a61d7940b8b

6/25 陰占の要素の現象化の仕組み 前半 Aさんの位相法条件がBさんに現象化する3パターン
https://note.com/kinugyokutoan/n/n85b71c7f081a

6/22 陰占の命式を捉える際の旺相休囚死の考え方⑬「死の命式」と客観的・自然の先の逃げ道・活路
https://note.com/kinugyokutoan/n/n18cdf445334f

6/17 格を覚えるより、命式を分解して理解する技術を身に着けるほうが大事な理由、納音・律音・大半会
https://note.com/kinugyokutoan/n/n28e63e988a4b

6/15 対冲の仕組みが分かる、環境に動乱を呼ぶ子午双包格
https://note.com/kinugyokutoan/n/n2072aae43178

⭐︎各天中殺の生き方について、
知っておくべき基本的な内容の記事をまとめました🌿
重陽の日のお祝い価格、3333円です!
https://note.com/kinugyokutoan/m/mfa6bb7348d9a

モバイルバージョンを終了