このところ、仕事のことをよく書いていますが、
今の仕事を続けたい、今の職場に居続けたい…という思いは皆無です。
こういうことを書くことが適切かどうか分かりませんが、
今の仕事を続けたい、今の職場に居続けたい…という思いは皆無だからこそ、
今の仕事に集中できる、というか。
「いつ辞めてもいいけれど」
…という思いが常にあるから自由に動ける、というか。
これは、月支が中殺されている、さらにその月支が対冲にあっていることと関係していて、
月支＝自分の立場・拠り所・所属先
…に安住しない、ということで初めて安定する、自由になれる感じがあります。
このあたりは、実際に月支が壊れている人、中殺されている人にしか分からないかもしれませんが、
算命学における散法とか中殺というのは、
極めて逆説的な現象を引き起こすので、
「世の中は順当に物事が推移するのが当たり前」という世界観から離れられない人には理解が難しく、
月支が壊れている人、中殺されている人でありながら、
「世の中は順当に物事が推移するのが当たり前」という世界観から離れられないと、
何かとストレスが多いというか、人生の凸凹に巻き込まれて身動きが取れない、ということにもなります。
簡単に言えば、
壊れている場所を歩くならば、壊れているところを歩くなりの無数の選択肢をもっておく必要があり、
壊れている場所をただ一つの選択肢を死守しながら歩くと進むことができなくなる、
不安定な場所を歩くならば、縦横無尽に動かねばならないことを意識しておく必要があり、
不安定な場所を真っすぐに歩き続けていると身動きが取れなくなる、
…みたいな感じのことです。
ちなみに、大きな会社にお勤めの方は同じようなことが起こっていると思うのですが、このところ、とにかく人が辞めます。
本当に、え？？というくらい、人が辞めるので、
一人当たりの仕事が増えて、それがまた、人が辞めることにつながるのですが、
感覚としては、そういう時期＝動乱的な時機
…のほうが、月支が壊れている人、中殺されている人には動きやすいだろうと思います。
人がどんどん辞めるということは、
立場・拠り所・所属先が壊れる、不安定になる、ということなので、
期せずして宿命と環境の一致が実現することになるからです。
もっとも、私の場合、今年は比和の年であるので動きやすい、
月支も合法であるので、安定感がある、という要素の影響もあり、
その意味で、この盤石さは来年の春分までと心得て、
本日は、プロジェクトのメンバーに、期限をあと２ヵ月、と切りました。
これはつまり、来年は辰年なので、不安定感が増す、
今は円満なプロジェクトメンバーとの関係も、来年はこうはいかないだろうな、ということで、
そのことへの準備を今から始めたのですが、
これについて、多少惜しむような声がないわけでもないのですけれど、
「プロジェクト」というものの本質からいっても、
「プロジェクト」というのは期限を区切って実現することに意味があり、
漫然と続けては、士気も効率も下がるわけで、何事も引き際が大事、と自分に言い聞かせています。
このあたりの判断を、スパッとできるのも、算命学を学んでいるからで、
そうと決めたら、あと２ヵ月、やるべきことがくっきりと見えてきました。
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