今年の4月は甲木がめぐる年の年度代わり（3月31日が甲午）なので、
切り替わり感が大きいだろうな、と思っていたら、
やはり、切り替わり感の大きな年、そして切り替わり感の大きな月でした。
年運でも、甲木がめぐっていますが、
そういう時期は、甲木の切り替わり感が強い現象として起こる感じがありますし、
そもそも、物事の最初の気である甲木が、年度初めである4月にくると、
やはりくっきりはっきり「心機一転」 みたいな現象が起こりやすいな、
そういう現象が誘発されやすいな、
…と思いますがどうでしょうか。
さて、こうしたことは、算命学の小難しい理論理屈を知らずとも分かることですが、
十干の感覚的理解、
年の気、年の気、日の気の重なりがどんなふうに現象につながるのか？という感覚的理解が必要で、
いってみれば、古代人感覚のようなものが備わってくると、
「あ、このタイミングでこれが起こるな」 みたいなことが、 分かってくる、
なんとなく予感が予言なみの精度をもって確かな感覚として得られるようになるように思います。
ご相談などでは、命式表をお出しするのですが、
命式表で大運 12旬まで、年運 100 年分を俯瞰すると、
「あ、ここだな」 みたいなことが分かる、というか。
さて、これは「タイミングの捉える感覚」 ですが、
そうでなくても、
例えば新たに知り合った取引相手とか、
新たに知り合ったご近所の人とか、
そういう相手というのも、
「この人とは生産的な取引ができるな」とか、
「この人は世界が違うので関わらないほうがいいな」とか、
そういうことも、同様に感覚的に分かるものですよね。
いや、そういう先入観はよくないんじゃないの？とか、
人間みんな平等だよね？とか、
そういう考え方、それはそれとしてオモテ用の考え方としては大切なのですが、
真に有意のことをしようと思えば、
「この人とは生産的な取引ができる」という確信がある人に時間を割いていく、
「この人といると成長できる、発展できる」という肌の合う感覚がある人を選んで付き合っていく、
…ということは重要で、
切り替え感の強いこの時期、 実際に世界が変わった方は、
そのことを念頭においておかれると良いのではないか、と思います。
ここで、きちんと人を選び直しておきましょう、という意味で。
もっとも、このあたりは、
石門星とか禄存星とか、そういう 「たくさんの人と関わる素質」 がある人、
･･･というか 「たくさんの人を利用しなければならない星」 の人の場合は、 また別ですが。
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