「自分を取り巻く世界のすべてがデジタル化されていく」
そしてそれを「アナログな自分が眺めている」
…ということを昨日書いたのですが、
これは、干支で構成される人間とこの世界の構造の本質はそこにあるのだろう、
…ということで、けっこう意図的・意識的に書きました。
どういうことかといえば、算命学においては、
人間＝本人というのは、十干であらわされ、
例えば、 樹木の人なら、樹木という存在が生まれてから死ぬまで維持される、
めぐる気の影響によって多少の変化をすることはあっても「樹木」 であることに変わりはなく、
連続した樹木としての存在が継続する それが人間＝本人です。
一方で、めぐる時間や取り巻く環境というのは、常に変化し続けており、
変化の少ない時期においては、そこに連続性があるように感じられることもありますが、
大きな変化が起こると、そこには何の連続性もなかったことに気づく。
つまり自分を取り巻く環境というのは、
ランダムに展開しながら、ぶつ切りの存在が代わる代わる自分の環境に登場しているのだということです。
世の中はぶつ切りでできている…ということに驚かれますでしょうか。
けれど、この理解は、最新の物理学が説くこの世界の構造からそう離れていません。
できるならば、その理解で世の中を眺め捉えるほうが、主体的にこの世界を生きることができます。
構造を知る者は、構造を変えることが出来る。
構造を知る者だけが、構造を変えることが出来る。
現実の仕組みや構造を真摯に捉えることはけっこう大事です。
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