昨日、議員辞職した自民党の宮沢博行さん、
東京大学を経て市議会議員として当選３回、国会議員として当選４回…という立派な経歴の方だったんですね。
昨年の、口止め暴露事件とか、今回の女性問題とかをみると、
なんていうか、世の中の常識を欠く、組織・集団で働くことが出来にくい、世間知らずな方であるような印象であったのですが、改めて経歴を拝見して、ちょっと驚きました。
もっとも、議員経験はあるものの、「まともな社会人経験」はなく、
それゆえの「正義感の暴走」とみれば、然もありなん…と、いえなくもないですが。
さて、
①なぜ、この方がまともな社会人経験もなく、市議会議員、そして衆議院議員になれたのか？
②そしてなぜ、昨年の口止め暴露事件を起こしたのか？
③さらにいえば、なぜ、この方は今回議員辞職までしたのか？（女性問題くらいでふつうは議員辞職までしないのに）
…というのは、実はすべてつながっています。
いろんな要素が重なり過ぎているので細かいことは書きませんが、
分かりやすいところだけを簡単に挙げると、
①なぜ、この方がまともな社会人経験もなく、市議会議員、そして衆議院議員になれたのか？
といえば、担がれ運の人が、担がれるだけの経歴と資質を身に着けていたためで、
②そしてなぜ、昨年の口止め暴露事件を起こしたのか？
といえば、歪んだことを飲み込めない質を持つ人が、その質を制御できず正義を振りかざしたためで、
③さらにいえば、なぜ、この方は、今回議員辞職までしたのか？
といえば、
「担がれ運」なのに、担いでくれている人を攻撃したために、担いでくれる人がいなくなり、
かつ、正義を振りかざした手前、自分が正義を貫かざるを得なくなったために、議員辞職をせざるを得なくなったのだといえます。
「担がれるだけの経歴と資質」というのは、
東大卒というのもそうですし、歪んだことを飲み込めない正義感、というのもその資質ですが、
この「歪んだことを飲み込めない正義感」というのは、
担がれている限りにおいては有効であるものの、
その正義感をもって担いでくれている人を攻撃しては本末転倒で、
つまりは、「担がれ運」と「歪んだことを飲み込めない質」が、この方を国会議員にまでしたのですが、
その同じ「担がれ運」と「歪んだことを飲み込めない質」が裏目に出たことで、その議員の職を辞することになったのだといえ、
…こうしてみると、すべてつながっていることが分かるだろうと思います。
なお、なぜ、昨年、そして今年と、
「担がれ運」と「歪んだことを飲み込めない質」が裏目に出るような事態が起こったのか？といえば、
昨年は、大運の中央害＋年運の西方害＋宿命の破が同時に成立しており、
今年は、大運の害＋年運の中央破＋宿命の破が同時に成立していて、
「何事も思い通りにならない」というタイミング（害があるので）
その「思い通りにならない」ことに拍車がかかるタイミング（害に加えて破があるので）
…であったことが、その運命の逆回転を引き起こしたのだといえます。
実際には、まだまだ他にも要素はあるのですが、
本日説明しただけでも、十分説明はつき、こうしてみると、「きちんと備える」ことの大切さが分かりますね。
翻って、私はといえば、
いちおう「きちんと備える」ようにはしていますが、
そうはいっても、うっかりすることもあり、今回のような事例を拝見すると、
改めて、きちんと備えねば…と、気を引き締めているところです。
自分の持つ性質とタイミングは、侮れません。気をつけましょう。
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