金烏玉兎庵

人間は常にいるべき場所にいる

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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「人間は常にいるべき場所にいる」
・・と言ったのが誰だったか忘れましたが、
今くらいの年齢になると、つくづくそれが真実であると分かります。

取り分け、「一見苦しいところにいる」ように見えるときほど、
それは「欠くべからざる経験」であるもので、
その後の人生において「あのことがあったからこそ!」と思う類の経験というのは、
だいたいはリアルタイムでは「一番苦しい」とか、「一番意味不明」な体験の最中にいるように感じるものだな、と思います。

こうしたことは、
自分にとっての「正しい」と、社会全般にとっての「正しい」の間に超えることのできない壁があることに気づいている人であれば、
そうだよね、と簡単に同意いただけると思うのですが、
歳を重ねてなお、自分にとっての「正しい」と、社会全般にとっての「正しい」をイコールで結んでしまっているような人は、
「苦しいこと」に正面からぶつかっていき、「意味不明」なことに翻弄される・・というような事態に陥り、再起不能・・ということにもなっているように思います。

というのも、
「人間は常にいるべき場所にいる」という確信を支えるのは、
自分にとっての「正しい」と、他人や社会にとっての「正しい」には大きな差異があるという理解であるからです。

自分にとっての「正しい」と、他人や社会にとっての「正しい」がイコールなら、
多くの場合、「人間は正しい場所」にはいないことになりますね。

さて、以下、「人間は常にいるべき場所にいる」という理解を前提に書くのですが、

このところ、
「人間がいるべき場所いる」のに、うまくその場所を活かせないとか、うまく身を処すことができない、
・・・と感じている方の多くは、
自分の星図にある十大主星・十二大從星をうまく使えていないんじゃないかな?ということを考えています。

十大主星・十二大從星いずれも大事ですが、
特に最近感じることが多いのは十二大從星の活用のほうで、
特に身弱の人ほど、その使い方を誤っているために(たぶん、使い方を知らないために)、
「人間がいるべき場所いる」のに、うまくその場所を活かせないとか、うまく身を処すことができない・・・ということになっているんじゃないかな。

逆にいえば、うまくいかずに苦しんでいるとすれば、
その環境=いるべき場所にいる、というその只今現在いる場所というのは、
自分のもてる星を活かすための訓練場、
自分の発揮すべき星を引き出すために与えられた環境なんじゃないかな?ということでもあります。

ちなみに、私は本当に環境がよく変化する、転職も多いし(3回)、異動も多い(数えられないくらい)のですが、
頻繁に変化する環境を振り返ってみれば、どれもこれも、意味深く意義深く、
あの部署にいたからこそ、ということばかりであることに気づきます。

中には「あの部署を経験したからこそ、絶対にこういう仕事はしない」と覚悟ができた、そういう部署もありますが、
そういうひどい経験をしなければ、なんとなくカッコよさげに聞こえるその手の仕事に未練を残してしまったかもしれず、
そう考えると、「その経験を経た」ことは、その後の迷いなく人生を転換できたことにつながっており、
それもまた、「いるべき場所(経験すべき場所)」だったのだろうな、と感じています。

🪻半期統合版を整理しました🪻
一本当たり約275円です。

◎2022年度 上半期統合版 2022.4月〜22.9月公開分
https://note.com/kinugyokutoan/m/m32a79535ef72

◎2022年度 下期統合版 2022.10月〜23.3月公開
https://note.com/kinugyokutoan/m/m479d771ac235

◎2023年度 上半期統合版 2023.4月〜9月公開分
https://note.com/kinugyokutoan/m/m7b5163e98304

◎2023年度 下期統合版 2023.10月〜24.3月公開
https://note.com/kinugyokutoan/m/mc95ede4cbb10

◎ご相談の受付
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