算命学には、
天命を知って人事を尽くす。
という言葉があります。
普通は、人事を尽くして天命を待つ、ですが、算命学の場合、人がこの世に生を受けた生年月日に宿命の縮図が刻印されると考えるので、最初から「天命」は決まっています。
それを先に読み解いて、その天命を全うする生き方をしましょう、と考えます。
天命は星で示されますが、
その星を光らせる(陽転させる)か、
曇らせる(陰転させる)か、その方法を学ぶのも算命学の重要な要素です。
ただ、あまり若いとピンとこないだろうな、と思います。
ある程度いろんな経験を経て、いろいろやってみた後でないと「なるほど」とは思いにくい気がします。
私には「人付き合いがキライな星」というのがありますが、様々な諸々の経験がなければ、???、と思った気がします。
今はとても納得しますけれど。
人付き合いがキライといっても、大衆的なモノがキライだということを示していて、対人恐怖症みたいなものではないですが、
そういうものが苦手な性質なんだな、と分かってそれを認めるだけでもかなりラクになります。
ちなみに、人付き合いが苦手な代わりに、完璧なものや高尚なものに気持ちが向かい、それを極める役割があります。
特別な星では無く、10分の1くらいの確率でみんな持ってる星なので、世の中にはそういう役割を持つ人が10人に一人くらいいます。
のんびりおっとり、人に好かれる星、というのもあります。
私にはないですが、これも10人に一人くらいいます。
人に好かれるので、たくさんの大衆に向けて発信することができ、そんな役割を持っています。
ちなみに、食録の星でもあり、食べるのに困らない人たちでもあります。
役割を知って、自分の命を全うする、というアプローチ。
「自分探し」をする必要がなくなります。