金烏玉兎庵

習慣について

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

「慣れる」というのは、プラスの面とマイナスの面があります。
良いことでも悪いことでも、
継続しているうちに慣れてしまって、
オートマチックに物事が成ることもあれば、
オートマチックに物事が壊れることもある、
そんな諸刃の剣です。

できるならば良い習慣をつけたいもの。
ということで、5年くらい前に習慣化の本を何冊か読み、
以降、毎年年始に立てた目標をできるだけ習慣にできるよう取り組んでいます。

ちなみに、参考になったのは以下の3冊の本。
『人生を変える習慣の作り方』
『自分を変える習慣力』
『習慣の力』

これらの本を読むと、習慣はコントロールできるということがわかります。

習慣化といえば、
今年、年始から始めたランニングも、一応15日を数え、3週間目に突入しました。
まだまだではありますが、着実に習慣化できていることについて、
「意志が強いですね!」
と言ってくださる方がおられますが、やり方さえ認識していれば、習慣化はさほど難しいことではありません。

きちんと選んで習慣化をすることは、人生を楽に効率的に生きるのに有効です。

なお、東洋思想では、
同じことを継続することによって徳がつく、と言われます。
同じ時間に出社し続けるとか、
同じ化粧品を使い続けるとか、
あるいは同じデザインの服を使い続けるとか、
なんでもいいのですが、
「同じことを続ける」
ということによって徳がつくと言われます。

前に書いたかもしれませんが、
同じことを継続することによって、
慣性の法則が働きさらに継続しやすくなりますし、
同じことを継続することによって、
引力が発生して、仲間や情報、その他いろんなものが引き寄せられます。

こうしたことをまとめて「徳がつく」というのかもしれませんが、
このあたりは洋の東西を問わず、同じことを言っており、
実体験としてもそのように感じます。

美しい習慣を一つ一つ定着させながら、
オートマチックに楽に幸せに、
徳をつけ、引力をもって美しいものを引き寄せながら生きていきたいものだな、と思います。

そういえば、
「悪いことでも続ければいいんですか?」
というようなことを訊く人がいますが、
継続や引力というのは、同質のモノを増し引き寄せるもの。
良い悪いの判断は敢えてしませんが、
それを引き寄せて幸せかどうかは、自分で考えるべきことであろうと思います。

モバイルバージョンを終了