十大主星には持っている本質の「色」というのがあるそうです。
これによって、自分が今、どんな色を好むかで、自分の持つ星などの星が一番輝いているかが分かります。
例えば、
貫索星、石門星が輝いているときは緑色を好むようになり、
鳳閣星、調舒星が輝いているときは赤色を好むようになり、
禄存星、司禄星が輝いているときは黄色を好むようになり、
車騎星、牽牛星が輝いているときは白色を好むようになり、
龍高星、玉堂星が輝いているときは黒色を好むようになります。
そのまんま、木火土金水の五行の色ですが、確かにそうかな?と思います。
ちなみに、十大主星は色だけでなく、まとうオーラ、ムードにも出てくるそうで、
例えば、
貫索星、石門星が輝いているときはなんとなく情的でウェットな質となり、
鳳閣星、調舒星が輝いているときはなんとなく明るい質となり、
禄存星、司禄星が輝いているときはなんとなく重厚な質となり、
車騎星、牽牛星が輝いているときはなんとなくドライでサバサバした質となり、
龍高星、玉堂星が輝いているときはなんとなく重たい質となります。
それぞれ、星が一つしかない場合は星の意味の方が目立って見えますが、
たくさん同じ五行の星があると、色や雰囲気の傾向が強く出るので、意味との乖離が感じられやすくなります。
例えば、禄存星や司禄星が一つしかなければ愛情深く親切な印象を持ちますが、たくさんあると重みと貫禄のある「貢献」ともいうような雰囲気を感じますし、
貫索星や石門星は、たくさんあると柔らかく情的な雰囲気が目立ち、一つしかない場合の頑固で強い感じが薄れるというような具合です。
意味を覚えるのとあわせて、こうした色やオーラ、ムードを覚えておくと、
星図を眺めるときに立体的に捉えやすくなります。
また、色などは、意図的に状況やなりたい気分に合わせて選んでみる、という活用法もありそうです。