勉強をしたほうが良い星というのがあります。
例えば、天貴星というのは幼年期の星、とても純粋で向学心のある星です。
コツコツ資格を取得するとか、古典の勉強をして世の中を学ぶことに向きます。
古典といえば、玉堂星も伝統的なことや古典を学ぶことで道が開けたりします。
正統な学びの星なので、学校の勉強も得意、特にシンプルな学びである小学生や中学生くらいの勉強は、ガツガツ勉強しなくても良い成績がおさめられます。
資格といえば、牽牛星も難関資格を長期的な計画を立てて学ぶことに向きます。
誇りをもって取り組める分野において「先生」といわれるような仕事をすることで光ったりもします。
机上の学問ではなく、
体験的に学ぶのに向くのは龍高星や車騎星です。
車騎星は、体験した学びを忘れませんし、龍高星は体験して知ったことしか信じない傾向にあるため、
何事も「やってみる」カタチの学びが生きる星です。
一言で「勉強」といっても、
様々なアプローチがあり、効果のある勉強法は異なります。
また、向き不向きというのもあり、
活かし方も異なります。
その意味では、やみくもに勉強することは、不効率であり、場合によっては人生の無駄遣いになることもまた、あるかもしれません。
社会が安定してくると、
学歴というのを求める傾向というのが出てくるものですが、
それは社会的な「常識」であって、学歴が必ずしも万人に有効なものではないのは言うまでもありません。
無難に「枠の中で生きる」には、あるいは役にたつかもしれませんが、
それすらも、格に入っているような特殊な命式にある人や、身弱の星を持つ場合は、
嫌いなことはできない傾向にあるので、無理に勉強をさせることで人生を壊してしまうこともあります。
自分はもちろん、子供の教育においても、向き不向きをしっかりと認識しておくことが望まれるだろうと思います。