金烏玉兎庵

星の偏りから見る生き方の傾向

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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陽占から見るざくっとした人生の歩み方において特徴のある(平均的ではない)生き方が現れる場合の傾向のパターンを整理しました。

①水性の星(龍高星、玉堂星)が3つ以上ある場合、人からの助けが多すぎて自分で努力しなくても平穏に生きていけますが、安易な生き方となる可能性もあります。

②水性の星がない場合、本人が生意気で周りの人に助ける気が起こらなくなり、人からの助けをあまり受け取れず、自分で努力するしかない生き方になります。

③ 火性の星(鳳閣星、調舒星)が3つ以上ある場合、心を開きすぎて流されやすく、ルーズで秘密をまもれないけいこうにありますあ。しかし、周囲との間に壁を作らず自分の意思を人に伝えるのが上手です。

④火性の星がない場合、自分の領域をつくってそこにこもり、外に出ず、心を閉ざすため、人から親しみを持たれません。
しかし、自分の世界を深めていくことがめきます。

⑤金性の星(車騎星、牽牛星)が3つ以上ある場合、運命に変化が多くあり、波乱万丈の人生になります。
その過程において自ら努力を重ねて常に前進する生き方となります。

⑥金性の星がない場合、平和な人生となりのんびりと生きられます。
何かを積極的にやる気力が生まれない、何か大きなことをしようとする気持ちがうまれない、ということなることもあります。

⑦土性の星(禄存星、司禄星)がない場合、自己主張の少ない摩擦のない生き方をします。
人と積極的に関わらず、存在感を示せないということにもなります。

※土性の星がたくさんある場合、あるいは木性の星の有る無しは、対人関係における偏りには繋がらないため、分類には入っていません。

これはもともと、日干とほかの干支との関係から対人関係・生き方の傾向を見ています。
火性の星は、日干が他の干支を生じる場合に出てくる星、
水性の星は、日干が他の干支によって生じられる場合にでてくる星、
金性の星は、日干が他の干支に剋されることによって出てくる星、
土性の星は、日干が他の干支を剋す場合に出てくる星です。

日干は自分、その他の干支は自分を取り巻く環境です。
その環境に助けられるか、自分が助けるか、
あるいはその環境にいじめられるか、自分がいじめるか、
その構図が生き方の癖であり、生き方のベースになります。

その前提で、もう一度上の7つの分類をご覧いただくと、自然の道理としてそのような生き方になることが分かるように思います。

なお、木性の星は、自分と同じ、又は兄弟のような星です。
よって、偏りにはなりません。

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