陽占の東の星は現実のスタート、南の星は精神のスタートと言われます。
また、適職占技において、
東の星はお金になる仕事、南の星は精神的に満足する仕事、とも言われます。
その南と東の組み合わせから、
仕事に対する心と行動の在り方が分かります。
パターンは以下の5つです。
①東が南を生じる
現実を精神の中に引き入れようとするパターン。
自分の気に沿わないことはやらない。
自分の心に一致したものしかやらない。
②東が南を剋す
現実が精神を剋しているので、環境に妥協するパターン。
本当はやりたくなくても妥協してしまう。
現実が自分の精神を壊してしまう。
③南が東を生じる
精神が現実を生じるので、自分がやりたいことを現実に生かそうとするパターン。
新しい世界を形成するタイプ。
自分の立場は別にして、やりたいのとに周りを感化しようとするため、サラリーマンにはあまり向かない。
④南が東を剋す
精神が現実を剋すので、自分から現実を壊そうとする。
力技でやりたいことに突き進む。
※③には強引さはないが④には強引さがある。
⑤南と東が比和
自分の心と現実が同じなので、無理なく精神と現実が一致する。
やりたいことがそのまま仕事になる。
なお、①の現実から精神が生じるパターンは、時代の流れに従うため、物事を行うのに楽なパターンです。
一方、③のように、精神が現実を変える、つまり時代の流れを変えようとするのは少し難しいかもしれません。ただやりがいはありそうです。
東が南を剋す(現実が精神を剋す)、
東が南を生じる(精神が現実を生じる)パターンは、組織や体制、流れの中に入り溶け込んでいく、既存の社会にあって自然な生き方となります。
一方、
南が東を生じる(精神が現実を生じる)、
東が南を剋す(現実が精神を剋す)パターンは、社会や世界を変えていく、「初代運」的な動きになります。
なお、⑤の比和は「自由気まま」です。
要素は他にもたくさんあるので、これだけを取り出して「こう!」というものではないですが、
十大主星の星の見方の参考にご案内いたしました。