キンコン西野さんという芸人さんの信奉者がまわりに何人かいます。
やることが割と派手で、その上うまくいっているのでファンも多いのですが、強烈なアンチも一方でいる、そんな西野さん。
気になったので命式を拝見してみました。
特徴的なのは、生年中殺と生日中殺がある互換中殺の人ということ。
日柱と年柱が中殺され、親は自分のことを理解できず、自分も親を理解できない、そんな環境に育った人です。
互換中殺がある場合、
親の枠の中で大人しく生きて自己を発揮することなく大人しく生きるか、
親も社会の常識も無視して、自己を最大限に発揮し、自分の力で動乱のなかで運を上げて何かを成し遂げるかのどちらかの生き方になります。
中途半端に日和ってみても、相手にされないし調和も生まれません。
その意味では、西野さんは、互換中殺のある人として理想的な生き方をしているように思います。
なお、何かを成し遂げるとしても、
それは一代運で最終的に無に帰すといわれるのが互換冲殺です。
なんでそんなに叩かれるのか?
について考えるに、
陽占からは、
司禄星が北と東にあって周りからは堅実である意味地味に見られるのに、本人(中央)は独立独歩で頑固な質、そして目上や同僚を剋すので反発に合う、
一方で、南(目下や大衆)からは剋されているので叩かれる。
但し、西(補佐、サポーター、配偶者)を生じているので、彼の信奉者からは愛される、ということなのかな?
と、サラリと見て思いました。
ちなみに、陰占では、日干丁は芸術家的な要素があるので、絵本を描くのはぴったりの人ですし、仮想通貨というのも丁にあてはまり、それが土性(丑)を生むのでお金になるため、そのビジネスに向く人です。
なお、日干丁と月干壬は干合して乙と甲に変わります。
よって、周りから見られる西野さんと実際の西野さんのイメージは恐らく異なり、
結果として「西野のくせに」のような捉え方をされても不思議ではないかなぁという印象もあります。
しかし、なんといっても司禄星が二つ。
お金はしっかり溜めているでしょうし、ある意味ケチでもあるはずなので、そのあたりにも妬み半分で叩かれている理由がありそうです。
東の司禄星は未来のための貯蓄で、何かの時にはパッと使える明るさもありますが、北の司禄星は支配者の貯蓄、言ってみれば隠し財です。モノや財産を隠す質があるため、「なんとなく胡散臭い」という印象を与えるかもしれません。
が、最後は牽牛星で止まっているので、最後は名誉を手にするのではないかと思います。
※画像はiPhoneの算命学アプリの画像です。ピンクのアイコンのアプリです。
内容もさることながら、外出先で命式をちょこっと調べるときに便利です(^ ^)