人生における「欠け」(6種類の天中殺)

算命学はもともと万世一系の家系を築くことを目的としています。
帝王学といわれるのもその所以で、その意味では、算命学で「凶」とされていることも、「庶民」であれば大して気にしなくていいようなものもよくあります。

万世一系を目的をしている算命学においては、その宿命で最も見るべきものは天中殺(欠け)といわれます。
以後、割とセンシティブなので興味のない人はご覧にならない方が良いかもしれません。

‥‥‥ここから要注意!

さて、その天中殺。
全ての人は必ず何か「欠け」を持って生まれてきます。
天中殺、というと12年に1度、2年間ずつめぐる「停滞する時期」という認識が一般的ですが、
この天中殺には6種類あり、それぞれ2年間ずつ、12年間で一巡します。
すべてのひとがこの6種類の天中殺のどれかに該当するのですが、これは、人生における重要な要素の「欠け」を示します。

言いかえれば、人間は完璧ではなく、すべてのひとに、どこかに「欠け」があり、それを原動力として成長する、これはその道しるべであるという言い方も出来ます。

この「欠け」の種類は以下の6つ。
①父親や目上、上司
②母親や兄弟、友人
③精神、心、無形物
④子供や目下、後輩
⑤配偶者、家庭、補佐役
⑥現実、目に見えるもの

この欠けによって人生の展開の道筋が形作られます。
とてもセンシティブな内容でもあり、基本的に「欠け」の理解とその活かし方についての深いところは対面でしかお話しないことにしていますが、これがそれぞれの運命における原型でもあり、算命学における最も重要な点でもあります。

なお、細木数子さんの六占星術やゼロ学、ゲッターズ飯田さんの五星三心占いもこれがベースになっています。

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

2 件のコメント

  • 初めまして。
    1990・4・6 生まれ(女)の生月中殺持ちです。
    欠けについて(確か③だったような気がします)お話伺いたいと思いコメントいたしました。直接対面でとのことで、是非とも機会を頂きたいのですが、どのような手順をふんでいけばいいのでしょうか。お返事お待ちしています。

  • 有香さん、こんばんは、そして初めまして。
    欠けも一つの個性であり、魅力です。
    これは算命学に限らず、何にしても自分にとって欠点と思えることが、実は角度を変えるとすごく大きな長所だった、ということもありますよね。
    そんなふうに、「角度を変えて考える」ということをすると、ずっと伸びやかにその「欠け」を活かせるだろうと思います。

    ご相談の場合は、kinugyokutoan★gmail.com (★を@に変えてくださいね)へご連絡いただければと思います。
    詳細は、サイトの左下の「お問い合わせ」のほうにございますのでご確認くださいませ。
    引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

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