なんの経験もない私を法人営業の仕事で採用してくれた住友不動産(株)(2社目)の営業部長に、一番最初に教わった、偉い人は「社会人のレベル」を読む雑誌で知るという話。
週刊ポストを読むレベル、
ダイヤモンドを読むレベル、
東洋経済を読むレベル、
エコノミストを読むレベル、
プレジデントを読むレベル、
財界を読むレベル、
そして致知を読むレベル。
オフィスビルの営業は、大企業の社長や官公庁の偉い人と話をする機会が多いから、読む雑誌は選びなさいと諭されました。
実際、当時新聞で社名が躍った合併企業の役員や、当時民営化の渦中にあった官公庁の外郭団体の天下り理事の方など、とても普通に生活していては顔を見ることもないような方々にたくさんお会いし、様々なお仕事をさせていただきました。
それでも読んでいたのは財界まで。
最高レベルとそのとき言われた致知にまでは及びませんでした。
まだ、とても自分がそのレベルに至ったとは思わないけれど、天中殺が明けて、自分なりにこの道を行くと決めたので、致知の定期購読を始めました。
私が心の師と仰ぐ安岡正篤先生の著書の多くは致知出版から出ています。
素質はともかくせめて思想は一流たらんと思います。
※画像は「到知」より
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