※ちょっとセンシティブな内容です。
芸能人の他界に関する内容を含みます。
前に、メインブログで牽牛星や玉堂星がある人というのは、矜持が必要そうだということを書きました。
これについて、ちょっと気になることを見つけたので書いておきます。
さて、飯島愛さん、紅音ほたるさんというタレントをご存じでしょうか。
飯島愛さんは元AV女優にして後にタレントとして情報番組などで活躍された方。
活躍の絶頂で突然の引退、そして引退からわずか一年半後の2008年に自宅にて誰に気づかれることもなく他界されています。
紅音ほたるさんも、同じく元AV女優にして後にタレントとして活躍された方。
この方も、活躍の最中の2016年、同じく自宅にて誰に気づかれることもなく他界されています。
このお二人のパターンがとても似ている気がして、なんとなく気にしていました。
で、本日ハタと気づいたのですが、
これは「牽牛星の矜持をまっとうできない」ことが確定的になったこと、
本人が様々に活躍した先においても「牽牛星の誇り」を全き形で生きることが困難だと本人が自覚したこと、
その先において、「誰にも気づかれることのない他界」ということが起こったのではないかと思うのですがいかがでしょうか。
飯島愛さんは南方に、紅音ほたるさんは北方に牽牛星をそれぞれ一つずつお持ちでいらっしゃいます。
牽牛星とは、名誉の星、プライドの星、そして誇り高く己の役目役割を果たす先において評価されていくという星です。
気質としては真面目、そして真面目である先において権力を握り、優越感を抱いていたいという性質があります。
飯島愛さんの場合でいえば、南方というのは人生の夢。
よって、飯島愛さんというのは、自分の人生において誇り高くまわりから評価され、優越感を感じながら生きるのが「人生の夢」である人です。
紅音ほたるさんの場合でいえば、北方というのは人生哲学。
よって、紅音ほたるさんというのは、誇り高くまわりから評価され、優越感を感じて生きることが「人生哲学」である人です。
けれど、AV女優であったという過去の先においては、どれほど活躍しても、
飯島愛さんでいえば、政治家を相手にした情報番組に出たり、あるいは引退後において医療関連の道を志し「ポルノ・ホスピタル」というブログで活動をしたとしても、
紅音ほたるさんでいえば、HIV予防啓発活動を行ったり、台湾の公認HIV啓発大使に就任するなどの活躍をみせたとしても、
その矜持を維持すること、矜持を堅持しながら世の中で活躍していくことが困難であった、そのことに起因しての他界なのではないか?
と、思ったのですがいかがでしょうか。
牽牛星というのは、狡い面もあるのです。
世渡り上手というよりは、虎の威をかるキツネというか、そんな感じの面もあります。
けれど、根本的に、プライドが高く誇り高く、他者に軽んじられるということを断固として受け入れず、
その分、そのプライドや誇りを維持するために、徹底的に頑張るし、ときにやせ我慢もする、そんな星です。
例えば、人の目のある所では、特売の魚ではなく、定価で高い魚のほうを買うような、
あるいは、どんなに仕事がなくて苦しくても、少なくとも人前では「何一つ困っていることなく順調です」とほほ笑むような。
そういう星を持つ人が、
AV女優という自らを売り物にした過去をもって生きていくのは、どう考えても困難で、
以前、大運の六旬目の最初に他界するタイプの人について書いたときに、
「宿命を消化しないことが確定的になったときに他界するのではないか」ということを書きましたが、
これも同様で、牽牛星という星を持つひとが、AV女優という過去を背負って様々に頑張り、ときに社会貢献などをしてみても、
どうにもこうにも牽牛星を光らせることができない、ということに気づいたところで、
宿命の消化ができない、ということが確定し、そこにおいて他界するのではないか。
そして、牽牛星を光らせることができない=わが身を恥じる思いが、「人知れず他界する」という死につながるのではないか、と考えたのですがどうでしょうか。
前に書きましたが、牽牛星というのは、安物買いや下品なこと、自分を安売りするようなことはすべきではありません。
若い頃は、まだ星の光り方が散漫なので、自分の本質的な在り方に気づかないこともあり、
ときに安物買いや下品なことをすることもありますが、早晩それが「自分には不似合いである」ということに、牽牛星のある人は気づくはず。
しかし、そういう牽牛星を持つ人が、その本質に気づく前に、
牽牛星らしくないことで、それもリカバリが極めて困難なことを若いうちにしてしまうと、それは命を縮めることになるのかもしれません。
ちなみに、私は主星が牽牛星です。
よって、日々の生活は割と質素でシンプルですが、家とか家具とか、他人から見えるところにはけっこうお金をかけています。
家を買ったときは「エリアで一番高い物件」を選びましたし、家具などは友人にのけぞられるくらい高価なものを買いました。
もっとも、それまでにきちんとそれなりの蓄財をしたうえでのことですが、「安物買い」といわれるようなことはまずしません。
一方で、自分のことも安売りはしません。
敬意を感じられない、配慮を感じられない人とは、それがどんなに有名で有力な人でも付き合いませんし、
敬意・配慮を感じても、その方自身が自分の価値を信じない人や、成長のない、堕落した生き方をしている人とも付き合いません。
そして、その延長線上において、私の学ぶ算命学も、決して安売りはいたしません。
これは、牽牛星が生きる上では何よりも大切で、譲ることのできないところであろうと考えます。
今朝、不躾な方について少し厳しめの内容を投稿しましたが、これも、牽牛星の矜持を守るという在り方の一環です。
よって、ご容赦いただければと思います。
以下余談です。
ふと思い出したのですが、
前に玉堂星をたくさん持っているのに「自宅にあったあまりもの」をお礼にお持ちになった方について書いたことがありますが、
その方に「ちょっと理解に苦しむアドバイス」をされた先生が、その不躾な方のお教室の先生でした。
なんとなく相性が悪そうなので、そのお教室の方は対応をお断りするかもしれません。
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