ゲッターズ飯田さんの「五星三心占い」というのがあります。
これは算命学でいうところの天中殺をベースにしていて(飯田さんは四柱推命から学ばれたそうですが)、それぞれ以下のように割り当てられます。
戌亥天中殺は羅針盤
申酉天中殺はインディアン
午未天中殺は鳳凰
辰巳天中殺は時計
寅卯天中殺はカメレオン
子丑天中殺はイルカ
そして、生まれた年が偶数年なら金、奇数年なら銀です。
陰陽を金と銀と表現し、家系から外れる運を生き物ではなく物(羅針盤、時計)としたのはさすがだなぁと思います。
ちなみに、12年のうち2年間天中殺期間があることについては、10年の表運気と2年の裏運気としておられます。
生まれ年の金と銀は陰陽ですが、これは十二支が陽性(子寅辰午申戌)の場合が金で「攻めが強い」、十二支が陰性(丑卯巳未酉亥)は銀で「受身が強い」としています。
命数は、以下の通り十大主星が割り当てられます。
命数1は貫索星
命数2は石門星
命数3は鳳閣星
命数4は調舒星
命数5は禄存星
命数6は司禄星
命数7は車騎星
命数8は牽牛星
命数9は龍高星
命数0は玉堂星
天中殺期間中(ゲッターズさんのいうところの裏運気)では、自分の天中殺が逆転するとしています。
例えば、現在は戌亥天中殺中ですが、戌亥天中殺の人は辰巳天中殺の要素が出てくるということのよう。
現実虚で精神性に向かう戌亥天中殺のひとに現実感、現実への働きかけの要素が出てくるという意味では、こうしてせっせと文字を書いて発信しているのもそういうことなのかもしれません。
ちなみに、ゲッターズさんはさらに命数の陰陽も変わるとしているので、例えば牽牛星の人は車騎星的になるとかそういうことかな?
私は両方持っているので区別がつきにくいですけれど。
ゲッターズ飯田さんの『五星三心占い 決定版』という本を買いました。
算命学は基本的に高尾算命学宗家の教科書以外は奥行きある書籍が少なく、そもそも大衆を相手にしたものではないので難解でかつ事例に乏しかったりします。
その意味では、現代における解釈や事例がたくさん網羅されているこの本はいろんな意味で参考になりました。
私は算命学を正統に(学校に通ってお免状を貰うことを目的に)学んでいるのではないので、学べるもの、参考になるものはなんでも取り入れます。
ちょっと、邪道かもしれません。
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