大運の続きです。
大運の流れは、実はとても周到に仕組まれています。
人間として自然に成長するプログラムになっているとも言えます。
どういうことかといえば、
大運は木火土金水というふうに相生で流れるか、水金土火木と相生の逆に流れるかのどちらかになっていて、
それはモノゴトを知り修めるのに最適な流れになっている、ということです。
相生で流れる人は、
守りを学び、守りから表現を知り、表現することで惹きつけることができるようになり、その惹きつけた人を集めて実行推進を進め、その実践から学びを得る、みたいな流れになります。
逆で流れる場合は、
守りを学び、守るために知性・知識が必要だと気づき、知識は実践から得られることを知り、実践のためには魅力や蓄積が必要だと理解して、魅力や蓄積を得るためには表現していうことが有効だと知る、みたいな流れになります。
五行の相生の流れは学びの自然かつ合理的な道筋を示しているので、
大運によって与えられるテーマに沿ってきちんと学んでいくと、立派な人格を得ることができます。
言ってみれば、私たちは自然に生きているだけで「立派な人間」になるようプログラムされているとも言えます。
船井先生の本に「世の中は基本的に良くなっていく流れにある」ということが書いてありますが、それが天地自然の理といえます。
ちなみに、
木火土金水の五行はそれぞれ20年ずつあります。
木は貫索星と石門星、火は鳳閣星と調舒星、というように、陰陽あるので、20年。
長いといえば長いですが、その期間を経ることで自然とその質を身につけられます。
黙っていてもその質は身につけられるのですが、さらにそこで、それぞれの星を陽転させながら生きることができれば生きるステージが上がります。
平たく言えば、自分らしく楽にスムーズに、幸せに生きることができます。
その意味では、それぞれの星の陽転、陰転の意味を知っておくと一つの道標になります。
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