知人がFacebookでご紹介くださっていたのですが、NHKの大河ドラマ『麒麟がくる』には五行の考え方を取り入れておられるそうです。
それはすごい!と、リンクに飛んでみたら、こちら:https://www.nhk.or.jp/kirin/make/004.html
『まだ企画の段階で、資料を読んだり、神社仏閣や由緒ある庭を見ていくなかで、当時の武士たちは風水の要素を取り入れていたことを再認識しました。
その中に「五行相剋(ごぎょうそうこく)」というのがあり、それは木(青)、水(黒)、火(赤)、金(白)、土(黄)の5つの要素が、お互いに影響し合っているというものです。たとえば、木(青)は土(黄)を倒し、金(白)は木(青)を倒すなど・・・。』
と、ありました。なるほど。
「風水」というのが適切か分かりませんが、このあたりは「陰陽五行」を一般の人に分かる言葉で伝えようとすると「風水」ということになったのかな?と思います。
いずれにしても、日本古来の文化を掘り下げ、それを現代にきちんと伝えていこうという心意気はさすがNHKです。
今年は日本書紀編纂1300周年の年でもあり、こうした古(いにしえ)の智慧を再発掘、再提示していく動きはますます盛んになるかもしれません。
算命学も最近は学ばれる人が増えてきましたし、
もう少しライトなところで算命学や四柱推命を応用した資格も最近あちこちにできてるみたいで、前にご案内した「あかもち」も同じですが、「干支読み士」という資格もあるそうです。
このあたりは認定資格で、一種の資格ビジネスみたいですけれど、それでもそういう東洋思想系の資格が増えるのは良いことだと思います。算命学の本流を学んでいる私としては、何にせよ裾野が増えることで本流の需要も増えるだろうと思っています。
少しずつ、東洋の智慧が一般化してきて、日々の生活で上手に使う人が増えてきたら、日本はより発展的な道を向かうことができるように思います。
時刻とか方位なども普通に「活用」するようになったり、組織の人員配置に五行の相生相剋を使うようになったり、するかもしれませんね。
こういう流れの中で、算命学や東洋思想を学ぶのは、一つの「先取り」として有効なんだろうとも思った次第。
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