遅ればせながら‥というべきか、
本日ようやく「マイナンバーカード」を受け取ってまいりました。
これがあると、確定申告が楽になるのと、今年の9月以降、マイナポイント25%(上限5,000円分)がもらえるというので。
マイナンバーカード導入時にはけっこう手続きに時間がかかったようですが、昨日はものの10分で手続きが完了。ラッキーでした。
何かの黎明期や導入期というのは何かと混乱が多いものですが、安定期に入ってくると様々にやり方も熟達し、スムーズになるものだなぁと思います。
時代論における動乱の時期というのは黎明期や導入期のような時代です。
算命学的にいえば「陰の時代」といいますが、そういう時代は動乱期であり、実力主義の時代ではあるものの(よって先走ることも必要な時代ではありますが)、あまり先走り、その流れに乗りすぎると失敗したり破綻したりするといわれます。
動乱の時代にあって動乱的過ぎてはいけない。
‥とはまさに一極二元、中庸の世界観を彷彿とさせますね。
さて、それはそれとして、
世の中には、
「マイナンバーカードなんてとんでもない!」
と思っている人がけっこういます。
個人情報を全て抑えられるようでイヤだ!みたいな。
似たケースとして、
近所でも、どこにカメラがあるか分からないから普段着では歩けない!
という方もいます。
あるいは、
SNSに子供の顔をアップするなんてとんでもない!
みたいな人も、同じタイプの人だろうと思います。
こうした傾向の強い人の命式を拝見していて気付いたのですが、
ずばり、『司禄星+身強の星』の方は、そういう傾向が強いように思うのですが、いかがでしょうか?
具体的には、
司禄星+天南星
司禄星+天禄星
司禄星+天将星
の組み合わせが星図の中にある人。
もちろん、芸能人や要人など、セキュリティが必要な人はまた別の意味で同じような行動傾向があるものですが、
一般の方で、ものすごく慎重に情報その他を堅固に守ろうとする人は、ほぼ「司禄星+身強」のセットを星図の中にお持ちであるように思います。
情報を「守る」といえば、なんとなく貫索星のほうがその傾向があるのではないかと思ったりもしたのですが、丁寧に振り返り考察を重ねてみて思ったのは、
司禄星の視点の先にある「身内」「手の届く範囲の人に対する愛情」というのが、そういう情報管理のナーバスさにつながっているのではないかと思うようになりました。
同じ土性の星である禄存星は愛情奉仕の星といわれ、広い範囲、見ず知らずの人も含めた対象に向けた愛情となり、開放的に豪放磊落に世の中と対峙していく星として知られています。
一方司禄星は、あまり「愛情」ということにフォーカスされることは少なく、蓄積とか整理整頓、家庭的、といったキーワードのほうが知られていますが、
「家庭的」ということを演繹すれば、要は「小さな範囲に向けた愛情」ということであり、
開放的ではなく閉鎖的な愛情、
豪放磊落ではなく小心翼々とした愛情ということなので、それが結果として、
見ず知らずの人(より広い世界の人たち)の目から自分の愛情の対象を守り拘るところにつながるのではないかと考えた次第。
そしてそこに身強の星が加わると、そういう拘りがとても強く発揮されていくのだろうと思います。
ちなみに、私の身近にもそういう方が何人かおられますが、司禄星がないような人はそういう拘りに息が詰まるような閉塞感を感じたりします。
あるいは、
石橋を叩き割っても進まないような足止め感を感じるというか‥。
しかし、
傍目には息が詰まりそうな情報の囲い込み、
マイナンバーカードを作らない!
普段着では近所も歩けない!
子供の写真はSNSに載せられない!
といったことは、
決して閉塞感の中で飼い殺しにしようとか、
前進することを許さず足止めしようとかいう考えに起因しているのではなく、
ひとえに「身近な人たちを守りたい!」ということが背景にあることに思いを致せば、
多少は苛立つ気持ちも緩み、前向きに話し合いをするなり、彼らの価値観に歩み寄ってみようかという気にもなれるものでもあります。
ということで、
もしまわりにその手の方がおられたら、
それに苛立つことなく
それは愛情に起因するものかも?
と考えて、うまく対処できるよう譲歩してみることをお勧めします。
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