かねてより何となく不穏な印象を持っていた秋元議員が逮捕されました。
現職の国会議員が収賄容疑で逮捕されるのは鈴木宗男議員の事件以来だそう。
目につくところだけでも大運で東方に対冲がめぐり、年運で西方に対冲がめぐっているので、収賄容疑での逮捕は星回りのとおり。
名誉を剋す鳳閣星の大運でもあります。
それにしても、
『東レの巨額不正取引事件が発覚するが、この事件にからみ秋元は2018年8月9日、ヤミ金業者の代理として東レの日覺昭廣社長に1億2000万円の支払いを求める電話をかけていた。』
とWikiにありましたが、
土性の星のない人が自分からお金を要求したりしてはいけないだろうと思います。
せっかく東方害でその学歴からは少し想像し難い政治家秘書の仕事を得て、さらには若いうちの大運で東方半会がめぐり、恐らくそれが移動した大運天中殺のなかで最大に陽転して政治家になられた後には、
こういう玉堂星が2つもある人はしっかり勉強して研鑽すると良かっただろうと思います。
大運天中殺が終わったタイミングで運勢が急下降するのはありがちで、
適切なブレーンをつけてそれに耳を傾けておけば良かったのでは?とも思いますが、玉堂星の割に知性をイマイチ感じさせない点でその機運を逃し続けたのかもしれません。
玉堂星は師匠選びが運を分けるといいます。
その意味では、師が小林興起元議員というのが良くなくて、それがそもそもの始まりだったようにも思えますが、それなしには議員の職にたどり着くこともなかったわけで、こうした事態に帰結するとしても「一花咲かせた」ということに意義があるという見方もできます。
陰占では日干辛で、本来水に洗われて光る人ですが、透干した土に埋もれ足元からは火に剋され、光る感じもありません。
それでも活躍の機会を得られたのは、年支に洗う壬水と覆う土を砕く甲木があったからだろうと思います。
なお、2006年からの大運では守護神甲木がめぐり覆う土を砕いて光り活躍の場を得ていますが、
現在の大運では癸水がめぐり、横にある戊土と干合して火に変わり、その熱い火に剋されてどうにもならなくなる感じが目に見えるようです。
今後の流れを見ると、それが政治家としてかは別にして、まだもう一花咲かせられることもありそうでもあるので、これを機に改めて適切な師につくとか、古典をはじめとする本を読むとかして玉堂星を光らせる在り方をもって備えられると良いのではないかと思いますがいかがでしょうか。
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