算命学について書き始めて一年半。
少しずつ難解なことも書いているのですが、
このところ、「難解すぎて分かりません」と言われることも増えてきたので今日は分かりやすい陽転の環境を書きます。
こういう初歩的なことを繰り返し積み重ねるように知っていくことがその後の深い理解にもつながりますしということで。
貫索星
自分が自立し独立心をもって生きていく。
その在り方を磨くのは厳しい環境、思い通りにならない状況。
そういう環境、状況の中で、自分の守るべきものを守り、自分のやりたいことを貫くスキルが備わります。
石門星
まわりの人と和合協調しながら生きていく。
その在り方を磨くのは、たくさんの人に会いたくさんの人と関わるための忙しさ。
その中でいかに人と上手くやっていくか、いかに人を動かすかのスキルが備わっていきます。
鳳閣星
のんびりと自然体で生きていく。
その在り方を磨くのは、余裕のある環境、ゆとりある生活。
そういう生活の中で自分が自分らしくあり、自分らしい在り方で世の中と対峙していくことであるがままの世界を捉え伝えるスキルが備わっていきます。
調舒星
孤独の中に身を置いて不完全な世界に完全美を見出しながら生きていく。
その在り方を磨くのは、葛藤を感じる環境、不合理な世界。
そういう環境に身を置くことで、美しいものやあるべき世界を描き伝えるスキルが備わっていきます。
禄存星
ふつうの人に囲まれたふつうの環境の連帯感を牽引しながら生きていく。
その在り方を磨くのは、ふつうの人の注意を引き、彼らの中心となって存在感を示せる環境。
そういう環境に身を置くことで、優しさが育ち、奉仕と放出・注目と感謝を自分のまわりで回転させる能力が備わっていきます。
司禄星
身の回りの人やモノを大切にし信頼と蓄積を積み上げながら生きていく。
その在り方を磨くのは、堅実で安定した生活、一つのものを大切に使い続ける姿勢。
そういう姿勢で生きることで時間を味方につけることができ、年を重ねるごとに人やモノが財産となっていきます。
車騎星
世の中の正義を掲げ、あるべき世界を実現しながら生きていく。
その在り方を磨くのは、対立概念である不正義があり、焦りや遅れを感じ、行動を促される環境。
そういう環境に身を置くことで正義とは何か?その正義をいかに実現するか?ということ駆り立てられ、実現力が備わっていきます。
牽牛星
世の中の権威を奉じ、権威に仕え、権威を構築しながら生きていく。
その在り方を磨くのは、役割意識と責任感。それが必要とされる規律ある世界。
そういう環境に身を置くことで、あるべき姿、担うべき役割の自覚が育ち、それを果たしていく能力が備わります。
龍高星
世の中の不便や不足、不合理を、改革改良しながら生きていく。
その在り方を磨くのは、何かが欠けている環境、何かが壊れている世界。
そういう環境に身を置くことで、より良いモノ、より良い世界を創り上げ、新たなモノを世の中に提供していくスキルが備わります。
玉堂星
本物を知り、その本物を体現し、その本物を次代に伝えながら生きていく。
その在り方を磨くのは、これと定めた一つの道に身を投じ、その意味に疑念を持たせない環境。
そういう環境で道を歩むことで、本物として一流として、正統なものを正統なものとして次代につないでいくスキルが備わります。
なお、上記をざっくり
不安を感じる環境が合う星
安心を感じる環境が合う星
に分けると、以下の通りとなります。
○不安を感じる環境が合う星
調舒星、禄存星、車騎星、牽牛星、龍高星
○安心を感じる環境が合う星
貫索星、石門星、鳳閣星、司禄星、玉堂星
ちなみに私は全部「不安を感じる環境が合う星」です。
今回のコロナ騒動などでも、あまり動じていません。
逆に「安心を感じる環境」では、借りてきた猫みたいになります笑
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