40歳を目前にして会社を辞め、「一生懸命生きることをあきらめた」方が書いた、
『あやうく一生懸命生きるところだった』
という本が韓国でベストセラーになり、さらには日本でもけっこう売れているという話を聞きました。
40歳といえば納音を超えて約10年。
自分らしくない道を生きている場合、自分をごまかすのもけっこうしんどくなり、世の中の気が本来の自分の軌道に戻ることを強く後押ししてくるタイミング(=仕事がうまくいかなかったり理不尽な扱いを受けたりして、他の道へと促されるタイミング)です。
なんとなく、その年齢だけで、
いいタイミングで辞めたんだろうなぁ。
きっと会社を辞めて自分らしい在り方に向かったんだろうなぁ。
…ということが伝わってきます。
まだ読んではいませんが、
私自身、仕事というのは「一生懸命」でなくてもできるものだと知ってラクになったタイプなので、共感できるところが多いだろうと思います。
そういえば、
先日、前期の業績評価用の報告において、
なぜか、報告段階になって(一度報告をした後で)、上司に目標をほぼ倍に修正される、ということがありました。
達成率が高かった(200%に近かった)ことによるのだと思いますが、結果、ギリギリ100%を切る事態となったので、10年前ならキレてただろうな、と思います笑
が、そもそも200%近く達成できるような目標を設定すること自体、自己認識・状況認識が甘いということでもあるので、ありがたく修正させていただきました。
最近は、こういう評価とか達成率とかを含め、仕事において上司とけんかすることが減りました。
評価にせよ達成率にせよ、それがどこにも影響しないということが分かってきたので、いちいちそこでケンカしたりしなくなったということなのですが、
これは「あきらめた」というよりは、本質が見えるようになって、
・大事なこととそうではないことが区別できるようになった
・大事ではないところで勝負しなくなった
…ということだろうと思います。
どうでも良いところでケンカする、目立つ、評価される、
というのは、実はどれも無駄なエネルギーの消費、浪費です。
なので、自分にとって、よほど譲れないことでない限り、重要なことでない限り、
そこでケンカしたり目立ったり評価されたり「しない」ほうが有効な人生の歩み方となります。
無駄なエネルギーをたくさん使ってしまうと、大事なところでエネルギーを使えなくなります。
そもそも、その「大事なこと」に気づかなくなったりもしますね。
これを逆からいえば、
人生において優先順位が明確ではない人ほど、目立ちたがる
お金がない人ほどお金を見せたがる
能力がない人ほど、評価をされたがる
…ということです。
つまり、
大事なことがあるひと、
人生の優先順位が明確な人というのは、
無駄に目立ったり、金持ち自慢をしたり、評価されることを目指すのではなく、
もっと大事なことに費やすものだということ。
ときどき、
目立ちたい!金持ちになりたい!評価されたい!
…と、いうひとがいますが、大事なことが抜け落ちてるなぁ、と思います。
この意味、お分かりになりますでしょうか。
※ちょっと独善的な書き方になりましたが、
最近はそういう優先順位がくっきりとしてきたので書いておくことにしました。
○○○以下お知らせです○○○
noteの5月第一週分を公開しました。
そして、noteを始めて2ヶ月、60日が経過しました。
コツコツ続けています。
公開したのは以下のとおり。
40.数理法でで見る出会いから結婚、結婚生活まで(全5回) ⑤結婚後の世間的評価
41.数理法で見る出会いから結婚、結婚生活まで(全5回+1) ⑥結婚後の役割発揮編
42.人体星図に観る人生の仕組み① 現実(ヨコ)編
家庭ができると冒険できなくなる、その理由が星図に?
43.干合による変化の先を誘導するために、自分の中に持つべき軸の話。 半会や中殺にも応用できます。
44.人体星図に観る人生の仕組みを思想(タテ線)編 年を重ねるにつれ夢がしぼんでいくのはなぜ?
45.人体星図のカタチだけで分かること 自然不自然は社会からみた自分の印象を示しています
46.陰占の読み方、感じ方のポイント 古代人になったつもりで。
こちら:https://note.com/kinugyokutoan
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