首里城についてちょっとセンシティブなことを書きます。
今回の首里城焼失について算命学的な根拠を探すと3つ上がります。
①沖縄県の命式(1972年5月15日の沖縄返還時を生年月日とする)から見て、今年が天剋地冲にあたること。
思想面でも現実面でもガツンと壊れるタイミングです。
中央での天剋地冲なので、「沖縄県民の精神の拠り所」が犠牲になりました。
②沖縄県知事である玉城デニーさんが天中殺期間にその立場に就任したこと。
玉城デニーさんの資質はさておき、前にも書いた通り、「天中殺期間中は気が狂う」ともいわれ、そこからスタートするといろんなことが歪みます。
ある面では天中殺中に知事に就任した人の県政は様々に偏りも多くなりがちで、「悪政が天災を招く」ということに近いのではないかという見方もできます。
(阪神淡路大震災、東日本大震災がよく例にあげられる通り)
③首里城は完成させてはいけなかったのではないか?
首里城は昨年「完成」したばかりだそうですが、首里城に限らず、大きな引力、力を持つ
象徴的な建物というのは完成させるべきではなく、永遠に「創り続ける」ことが必要なのだと思います。
実際、皇居や日光東照宮、海外ではサグラダファミリアが「常に建築中」ですし、
大きなターミナル駅なども基本的に「常に建築中」であり、その動的なものの中に多くの人を引き寄せる引力が生じます。
そもそもですが、沖縄の命式は東と西で子午の対冲もあるので「完成」すると壊れる宿命でもあります。
上記はほとんど直感のように感じたことなので、実際のところはもう少し深い見方があるようにも思いますし、
平たく語れる原因ばかりではないとも思いますが、
いずれにしても、
500億とも1000億ともいわれる歴史的建造物が損なわれることの背景には、
何かしら通りいっぺんの原因だけでは語れないものがあるのではないかと感じます。
端的にいえば、
運命論的な因果の果てに起こったことなのではないか?
と、いうこと。
……と、少しばかり穏やかでない原因分析を並べましたけれど、
こうしたことはあっても沖縄は、
天干連珠格があるので決定的なダメージを受けても何かしら救いがあり助けを得られる命式でもあります。
また、沖縄のイメージどおり、太陽を本質と、あたたかく迎えてくれる優しさの星(その優しさの裏では何らかの対価が期待されていたりもするのですが)を持つ命式でもあります。
今後、国内外からの支援を得て、改めて首里城再建に向かわれることを心より祈念いたしております。
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