株価チャートの動きには、
フィボナッチ数列を見ることができます。
フィボナッチ数列とは、
1 2 3 5 8 13 21 34・・・
という、連続する2つの数字を足した数字の連続になっていて、
この数列の比率というのは黄金比に収斂していきます。
つまり、連続する二つの数字を割り算すると、黄金比率といわれる0.618に近づいていくのですが、
この黄金比率を株式チャートに見ることができるというお話です。
実際のチャートによる投資では「フィボナッチライン」というこの黄金比率に基づく分析ツールがあるのですが、
これは、
成長するにせよ退化するにせよ、
つまり、上がるにせよ下がるにせよ、
株価はこのフィボナッチ比率から導かれるラインが一つの目処となる、その目処を示すラインとして活用されます。
この目処となるラインは、
現在よりも上方に引かれるラインをレジスタンスライン(目先の最高値)、
現在よりも下方に引かれるラインをサポートライン(目先の最安値)といい、
この黄金比率から求められる2つのフィボナッチラインというのは、
パレートの法則(80対20の法則)と同様に洋の東西を問わず真理であるものの一つ。
よって、
これは株価のチャートのみならず、
日常生活や仕事などあらゆる面で使うことができ、
例えば「自然な減量」の折れ線グラフや、
「自然な事業の成長」の折れ線グラフなどにもこうしたフィボナッチラインは見てとることができます。
実際、黄金比を動物や植物に見ることができることを考えれば、これが経済活動や人間の生命活動にも見られることは驚くことでもありませんが、
パレートの法則に比べるとまだ実業、実用にこれを活用している人は少ない印象がありますがいかがでしょうか。
さて、なぜこんなことを突然書いているかといえば、正直にいえば例年の夏枯れ相場とは大きく異なる最近の株価を眺めていて改めてフィボナッチラインの凄さを感じた、ということなのですが、
そういう様子を眺めつつ、
位相法の影響というのも、ある面ではこうしたフィボナッチラインというのが機能しているような気がしたので書いておくことにした次第。
つまり、
東方半会で大きく発展する人、というのも、確かに発展はするのですけれどその発展というのは直線的、一次関数的に伸びていくものではなく、
こうしたフィボナッチラインを超えながら段階的に発展していく、
東方対冲というのもガツンと衝撃はあるにせよ、それによって下降する場合においても、このフィボナッチラインを超えながら段階的に下降していく。
「段階的」なので、その踊り場的な停滞のところで何か手を打てば、
株価その踊り場的な停滞期において反転することがあるように、
人生における発展・衰退、上昇・下降というのもその「踊り場的」なところで何か有効で適切な手を打てば反転するのではないか。
逆にいえば、
フィボナッチラインまでは、上がるにせよ下がるにせよ直線的、一次関数的なので、
下降衰退するときはそれに抵抗しようとしても無駄だし、
上昇発展するときは何もしなくても良いのではないか。
まるで算命学とは関係ないような話で恐縮ですが、実生活に算命学を活用するという場合にパレートの法則が役に立つように、
多分このフィボナッチラインというのもとても役に立つように思います。
つまり、算命学で捉えることができる事象を活用する場合には、パレートの法則同様、フィボナッチラインも重ねてみることで、より精緻で現実的な理解・活用ができるのではないか、ということ。
ちなみに、同じようなことを今年の6月にも書いいます。
※こちら:https://www.kinugyokutoan.com/?p=2183
このときより、くっきりとした理解になってきたので改めて書いておきます。
⭐︎サークル内の5月以前の投稿を8月末に削除予定です。
今月までは4月分〜現在までの投稿をご覧いただけます。
※削除分は以降、マガジンにてご覧いただくことができます。
⭐︎8月二週目のマガジンを公開しました📚
日付はサークルに投稿したときの日付です。
サークルへご加入された場合は、その日付で該当の投稿を探しやすくなっています。
※閲覧注意の投稿が多く含まれますのでご注意くださいませ。
https://note.com/kinugyokutoan/m/m2e8fbfc13ece
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https://note.com/kinugyokutoan/circle
サークル内では4月以降の投稿が全て公開されています。
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