昨日、23時半くらいに寝たので朝は6時半くらいに目が覚めるかな?
と、思っていたら、なんと目が覚めたのは7時38分でした。
そこから、
あー、冬に向かっているんだな、と改めて感じました。
(それでも会社には間に合います)
うちは真東向きのマンションなので、
朝日がそのまま入り、夏などは5時くらいに目が覚めたりします。
冬に向けて、だんだん陽が入るのが遅くなるので、真冬などは7時半くらいになるまで目が覚めないということもザラにあります。
黄帝内経には、夏は早く起きてしっかり活動し、冬は早く寝て遅めに起きるのが良いというようなことが書かれているのですが、
そんなふうに、「自然」に応じた生活というのは、
元々の宿命をきちんとした姿で生きる、そのための基盤になります。
これは、前に「気学の方位取りは運気の底上げになる」ということを書いたことがありますが、
それに近い感じです。
人それぞれ、自分の生活のペース、会社の繁忙期のペースというのはあると思うのですが、
基本的に、
夏は外向きに活動し、冬は内向きに活動するのが「自然に応じた在り方」といえます。
これは、
1日の中で昼は外向きに活動し、夜は内向きに活動(睡眠を含む)する、
というのが自然であることを考えると理解できるのではないかと思います。
1日は、昼に外向き、夜は内向き、
一年は、冬至から夏至までが外向き、夏至から冬至までが内向きです。
もちろん、これにめぐる気が絡んでくるのでコトはそうシンプルでもないのですが、
そういうベースがあると認識しておくことは大事だろうと思います。
このあたりは、二十四節気(半月ごとの季節の変化)や七十二候(5日ごとの気象や動植物の変化)を意識すると、自分と自然が同調していき安くなる、流れに乗ることができやすくなるように思います。
「気候」という言葉は、この二十四節気と七十二候の「気」と「候」からきています。
「自然の気の流れ」というのは、「自然の摂理」ともいい、さらにそれを人間の世界にあてはめれば「道理」ということになります。
算命学においては、技術によって分かることというのも確かにたくさんあるのですけれど、
それ以上に影響があるのがこの「自然の気の流れ」であり、「自然の摂理」であり、「道理」である、ということになります。
個人の宿命というのはありますが、
これも自然の気の流れ、自然の摂理、そして道理というものを外れて発展したり沈んだりすることはありません。
その意味では、技術を学ぶこともさることながら、こうした自然の気の流れ、自然の摂理、そして道理を知っておくことが必要だろうと思います。
例えば、
「安定的に発展したい」とか「夫婦そろって活躍したい」などというのは、字面だけ見ればポジティブでもありけっこうなことなのですけれど、
そもそも「安定」と「発展」というのは矛盾するものであり、また「夫婦」というのはどちらかが活躍しどちらかが支えるから発展できるもの。
現代に生きていると、そういう自然の気の流れ、自然の摂理、そして道理を無視して全部手に入れようとする人が多く見られますけれど、
こうしたことは、神を畏れぬ傲慢さともいえるものであり、
技術を学ぶことと合わせて、しっかりと道理を学ぶことは必要だろうと考えます。
なお、noteのサークルのほうでは、先月学理をまったく入れなかったので、ここ3日間、学理扱いで「結婚の法則」について書きました。
結婚の法則を知ると、結婚というのも、個人と同様に自然の摂理、道理というものに沿って動くものだということが良く分かります。
人間は、個人である以上に実は集団の中に生きています。
このあたりは、命式が日干支・月干支・年干支で構成されることからも分かる通り。
そして、個人が法則に沿って生きることで穏当な人生に向かうのと同様に、結婚という「集団」で生きる場合にも、やはり法則に沿うことで穏当な結婚生活に向かうことができます。
⭐︎2020年9月五週目のマガジンを公開しました。
日付は、サークルに投稿したときの日付です。
https://note.com/kinugyokutoan/m/m141c41bcdc59
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