年運に巡る星、大運に巡る星というのは、
それと知って振り返ると納得感があります。
その納得感があると、
これから迎える星に備えようという気にもなります。
20代、30代くらいまでは、人生の歩み方を先人の知恵に学ぶことが大切ですが、
30代も後半、40代、それ以降になってくると、実は先人の知恵以上に自分の人生から学べることの方が多くなります。
自分に起こったことや、
それがその後の人生にどのような影響を与えたか?ということを、精緻に振り返れば、
その気づきや発見の多さに驚きます。
その際に、その時々に巡った大運の星や位相法を意識しながら振り返ると、よりその意味を深く理解できるように思います。
ということで、禄存星の消化。
今巡っている人やこれから巡る人だけでなく、過去に巡った人も振り返りの参考にしていただければ幸いです。
★禄存星
愛情に恵まれ、人生の中で最も過ごしやすいとき
「善良」「奉仕」「義理人情」「回転財」を意味する星で、その質は「愛情」。
本能は「引力」で世の中の安定期に力を発揮します。
この引力という本能から、物質はもちろん人間を惹きつける魅力も備わるため、この時期は財運・愛情運に恵まれます。
但し、全ての等しく財に恵まれるわけではなく、なんでも手に入る人がいる一方、全く財から遠ざかる人もいて、両極端な星でもあります。
この星が巡ると、まわりの人にたいへんに可愛がられると同時に、誰にでも好かれたいという気持ちが強くなるため、恋多き時期。
浮気不倫に注意すべき時期でもありますが、浮気不倫をしたとしても分け隔てなく愛することができるので、トラブルになることなく長続きする、ということもあります。
活動的になるため、恋愛でなくても自然と人が集まる時期でもあります。
休みの日を多くの友人と過ごしたり、パーティを楽しんだり、この時期はそういう運気の時期なので大いに人との交流をはかるべき時期で、そうした関係が将来自分にとって大きな財産になります。
この星がめぐると、義理人情に厚く面倒見も良くなります。
困っている人を自然に助けることができるようになるのもこの時期。
精神的にも物質的にも充実しているため、徳を積むにはぴったりの時期でもあります。
徳はすべての運の基礎となるものであり、運不運を超えて人を幸せに導くもっとと本質的なものです。
衰運期にも自分を守り支え導いてくれるもの、それが徳です。
よって、この時期を前にしている方は、計画的に何か人のためになる活動を行うようにすると良いです。
なお、誰からも愛され慕われる時期なので、政治家を目指すのであればこの時期がおススメです。
また、40代から50代にこの星が巡ると財運に恵まれるため株などの投資にも向く時期です。
いずれにしても、とても運の良い時期なので、その幸運を最大に活かすためにもトラブルは避けるようにしましょう。
参考:『チャンスを生かす幸せのリズム』菊池桂子
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