先日、
「ひどい人」に見えてなぜかやることなすことうまくいく人、というのがいる一方、
「いい人」に見えるのに、なぜかいっこうに運が上向かない人、やることなすこと失敗する人、というのがいますが、
だいたいにおいて、後者の人というのは、「いい人」の陰で変な因をつくっているもので、
一方、前者の人というのは多少人当たりは悪くても正しいこと、適切な生き方をしているものです。
…ということを書きました。
これについて、星の消化や陰転・陽転とどう絡むのか?
ということについて書いておくと、
例えば禄存星があるような人が、
親切にボランティア精神やら思いやりやらをもって、
人を応援してあげる、お客さんを紹介してあげる、というようなことは確かに星の在り方に合っていて、星の消化にもなるのだろうと思うのですが、
「お客さんを紹介してあげる」というそのサービスというのが、
「ふつうのサラリーマン」の副業、「ふつうの主婦」の趣味、レベルのモノであったりすると、
それを紹介されたほうにしてみれば、ひどい迷惑をこうむる、ということもあります。
友達や知り合い相手に商売をされているような人は、
たいていにおいて「相応」の価格設定ではなく、
安価ではあるけれど素人レベルとか、中身に不釣り合いな強気な価格設定をしているかのどちらかですが、
そういう「友達協力」の前提がなければ、
それを紹介されたほうにしてみれば、時間とお金とエネルギーの無駄遣いとなり、
うっかり地雷を踏んでしまった…と、
その紹介されたサービスの担い手ばかりでなく、その紹介してくれた人をも憎む・恨むようになる、ということはよくありますね。
これがいわゆる禄存星の「お節介」といわれる所以ですが、
「お節介」というのは、なんとなく柔らか気な言葉ではあるものの、
本質としてはけっこう「余計なことをされた」ことの先に、恨みを買うことが多いアクションの一つと思います。
禄存星があっていっこうに道が開けない、何事もうまくいかない、という方は「お節介」な方が多いように思いますが、
これはつまり「星の消化」にはなっているけれど、その消化により悪因を作り、結果として陰転している、ということだろうと思います。
星の消化のアクションというのは、それが「良い面」であれ「悪い面」であれ、消化は消化です。
なぜなら、ある人から見れば「ひどい」ことでも、別の人から見れば「ありがたい」ということもあり、
その意味で、「アクション」というのは中立的なものなので、消化していればそれは消化であるけれど、
その先において、恨む人が多ければそれは結果として悪因となって陰転し、
その先において、助かる人や喜ぶ人が多ければ善因となって陽転する、といえます。
(実際にはもう少し複雑な仕組みがあるのですが、平たく言えばそういうことです。)
ここでは、禄存星についてあげましたけれど、
他の星の場合も同様で、自分らしさである星の在り方を発揮することは星の消化にはなりますが、
そのアクションの先に人が迷惑するとか、不愉快な気分になる、とかいうことを引き起こすなら、それは悪因となって自分にとって不満足で不愉快な現実につながりますし、
そのアクションの先に人が助かる、喜ぶ、ありがたがる、ということを引き起こすなら、それは善因となって自分の道を開いていく、といえます。
ちなみに、公開ブログのコメント欄において、再三にわたり迷惑行為に及んでいる方がおられますが、
自分の人生を損なう行為であることをよくよくご認識されるのがよかろうと思います。
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