長らくNetflixに登録しながら観ているのは『ブラックリスト』だけでした。
既に5回くらい観ていますが(家事をしながら流しているのを含めて)、とても勉強になるドラマです。
ちなみに、その前に繰り返し観ていたのは『グッドワイフ』でとても勉強になるドラマ。
さらに前に繰り返し観ていたのは『ダメージ』です。
繰り返し観るドラマのキーワードは、
ビジネス英語、上流階級英語であること、
そして登場人物の作り込みに厚みがあり、世の中の本質的ルールや人生の機微に触れていることです。
英語の勉強にもなるし、
様々な教訓を学ぶことができるので、
良質の文学同様、観るたびに気づきや発見があります。
そんな基準で選ぶ私が最近観ているのはNetflixで配信している『ビリオンズ』。
投資家と検察の経済訴訟合戦のドラマなのですが、実在のヘッジファンド王、スティーブン・コーエンがモデルになっているので何かとリアルで面白いです。
第1話から、
・「名闘牛士は元気な牛を相手にしない。
勝ち続けるにはタイミングの見極めが大事。」
・「文句があるときは相手に直接言えばきちんと対応してくれる。
でも公衆の面前で非難すれば自分が孤立する。」
・子供に大統領の歴史を教育する
など、成功者マインドが垣間見えるセリフやエピソードに溢れています。
さらに私が面白いと思うのは、
「大人の喧嘩」のルールを知ることができる点。
これは『ブラックリスト』や『グッドワイフ』でも同様に学べるのですが、
『ビリオンズ』は司法対ヘッジファンドというメインバトルに加えて、司法組織の中でのサブバトルも満載で、
大企業や官僚組織など、大きな組織で働く人には特に有用な内容なのではないかと思います。
喧嘩などというと穏やかではないと思われそうですが、
企業が事業を展開しようとすれば当然そこにはシェア争いや縄張り争いが発生しますし、
組織で何かを成そうとすれば当然にそこには力関係のバトルがあります。
牽牛星とか車騎星とかある人は、
現代のような平和な時代ではなかなか持ち味を出しにくかったりしますが、
まぁそういう知的バトル、権力バトル?のような場所では俄然キラキラできたりするので、それらの星がある方は参考に観ても良いかもしれません。
牽牛星と車騎星について補足すると、
車騎星は強い攻撃性なのですが火性の星(鳳閣星、調舒星)があるとその強い攻撃性が和らぎますし、水性の星(龍高星、玉堂星)があるとそこに知性が加わるのでコントロールできるようになります。
牽牛星は繊細な攻撃性なので火性があると方向感が少しそれがちになります。
強める土性の星(禄存星、司禄星)かもう一つくらい金性の星(車騎星、牽牛星)があるほうが役割を果たしやすいようです。
最近のコメント