小泉進次郎さんのご結婚のニュースに際し、
小泉元首相というのは、お子様を見事に育てられたんだなぁと改めて思われた方も多いはず。
孝太郎さんといい進次郎さんといい、品の良さ、人柄の良さ、そして動じない安定感を持つ素晴らしい大人に成長されていて、それぞれが身を置いておかれる業界(孝太郎さんは芸能界、進次郎さんは政界)の評判もすこぶる良好です。
これについて宿命を紐解くと、
実は小泉元首相が天華局という局に入局されているので、そこにお子様方が立派に育った理由があるのではないかと思います。
天華局(てんがきょく)とは、星図のタテとヨコがとも鳳閣星又は調舒星に止まるカタチをいい、その止まった鳳閣星又は調舒星が見事に光る局で、その世界を美しく顕現します。
小泉元首相は鳳閣星に止まるのですが、
鳳閣星は陽の伝達本能で、直接ありのままを理路整然と伝えていく星。
そこに加工や脚色を加えることなく素直に伝えていく星です。
伝達の最も自然で確実な形は未来の世界に子供を送り出していくことであることから、
子育ての上手な星でもあります。
小泉元首相はその鳳閣星にエネルギーが集中しているので、子育てがとても上手な人、子供を立派な大人に育てられる人である、ということです。
私はこの天華局について、習ったもののイマイチぴんときていませんでした。
なぜなら「子育て」の成果は早くても30代くらいにならないと分からないものなので、「子育てが上手」といわれたところで果たしてそうなのか確信を持てずにいたからです。
しかしこうして天華局の人の育て上げられたお子様を目の当たりにすると、
やはりすごいものだなぁと確信を得られました。
算命学を学んでいると小泉元首相は陰占の金性一気格(地支が金局ですべて金性になります)を取り上げられることが多いのですが、天華局の事例としてもたいへん参考になります。
なお、天華局の人は本人(この場合は小泉元首相)が苦労をすればするほど子供や子孫が繁栄するといわれ、一方で本人が成功するとその後の子孫は没落するともいわれます。
小泉元首相が成功しているのでその子供は没落するのか?という疑問もわくのですが、
恐らく早い段階で離婚された奥様(と三男さん)がその苦労を引き受けたことで、孝太郎さん、進次郎さんが活躍され、家系は繁栄に向かうのではないかと思います。
少し厳しい内容になりますが、家系は樹なので、平凡ではない大きな繁栄を支えるには必ず誰かしら、あるいは何かしらの犠牲を伴います。
政治家に限らず、長く繁栄する実業家一家や芸能一家とかというのはこういう現実から目をそらすことなく家系と運命をコントロールしています。
何を選び、何を手放すか。
天華局という宿命を認識していたからこそ、早い段階での離婚、三男を手放す、という決断ができたのかも?とふと思いました。
歴史に残る高名な政治家というのは算命学や易を疎かにせずきちんと配慮しているものですし。
※命式は例によってセラファムさんのアプリで出しました。
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