先日、「離別のコントロール」ということについて書いたら、
離婚された方、離婚を検討されている方からたくさんの反響をいただきました。
ご覧いただきまして、ありがとうございます。
こういうことを書くと反発必至なのですが、
それでもあえて書かせていただくと、
やはり華々しく活躍されている女性、大きく稼いでいるような女性というのは、
高い確率で離婚されるものだな、と思います。
このあたり、
人間、主体性をもって成長していればそのときどきに必要なパートナーというのは自ずと変わる面もあり、当然といえば当然といえるのかもしれません。
そういえば、
海外ドラマ『グッドワイフ』では「良い妻」というタイトルにもかかわらず、最終回では離婚が暗示されて終わります。
これはなぜか?ということについて、
視聴者の多くはもちろん、どうもその主人公アリシアを演じたジュリアナ・マルグリーズも理解できていなかったようなのですが、
あのドラマは、「主婦の自我の目覚め」を描いたドラマで、
女性が自我の冬眠期間を経て、「女性が主体的に生きる」ということに目覚めるその姿を丁寧に描いているといるのだということを理解できれば、
なぜこのドラマの最終回があのような終わり方だったのかが理解できます。
女性が自分の人生を本質的に生きるということのためには自我に目覚める必要があり、
自我に目覚めることこそが「良い妻」であり、
世の専業主婦に向けて、「目覚めなさいよ」ということを伝えたいがためのドラマであったのだろうと思います。
個人的には、みんながみんな、離婚すべきとは思いませんし、
例えば子育て中であったりすると、たとえば離婚すべき=一人で生きたほうが才能を発揮し人生を謳歌しやすい人であったとしても、
「子育て」という共同作業のために共に過ごすということもまた自然なことであるので、
過度に、あるいは無駄に女性をあおるのはどうかな、と思いますが、
とはいえ、
少なくとも、
自分が何をしているのか、
自分がどういう立ち位置にいるのか、
自分の人生の在るべき姿と現在のギャップについて、
「自覚している」ということは大事だろうと思います。
宿命の消化、というのは、
本質においてその道を生きてることが大切ではありますが、
その自覚をしているだけでも、
=その先の人生で確実にその道をいくのだという志を持っているだけでも、
仮消化?疑似消化?のような感じで、
命が長らえるとか、強さを得られるということがあるからです。
前に、
同じことをしても、うまく行く人とうまく行かない人の違い、
同じようにうまくいったように見えても、人が集まってくる人と集まってこない人の違い、
同じように人が集まってきても、そこに集まってくる層や質の違い、
というのは、
宿命の消化度によるものだということを書いたことがありますけれど、
こうしたことも、
適切な意識、自我から目覚めた自立の意識を持つだけで、多少は改善・向上させることができます。
最近の30代、40代の人で、
結婚が安住の地であるなどと思っている人はあまりいないとは思いますが、
それを安住と信じて頼り切るような生き方をしていると、経済的に苦境に立つことはないかもしれませんが、
もっと大事なものを失っていく、ということは往々にしてあるように思います。
結婚していたとしても、
「自分の人生を見失わない」ということはとても大事であろうと思います。
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