秋篠宮夫妻のご結婚と万世一系を支える序列

※閲覧注意
駆け落ちで結婚された方、される方はご注意ください。

 

眞子さまのご結婚問題に揺れる秋篠宮家について、少しセンシティブなお話を書きます。

 

話は秋篠宮殿下がご結婚されたときに遡ります。
当時、秋篠宮殿下が紀子さまとのご結婚を希望された際、皇室では大反対をされたそうです。
家柄の問題もありましたが、
それ以上に大きな問題であったのは、
兄君にあたられる当時の皇太子殿下より先に結婚するということでした。

 

時代錯誤という指摘はおそらくあったでしょうし、秋篠宮殿下もそう思ったからこそ強硬にご結婚に向かわれたのだろうと思いますが、
万世一系、125代(当時。今上天皇は126代目)も脈々と続いてきた家系というのは、その継承が確実になされるための様々なルールがあり、
1000年以上の昔からそうしたルールに則ってきたからこそ125代も続いてきたわけで、
兄より先に弟が結婚をする、そのような「序列を乱す」ことというのは、波乱を呼び、引いては皇室の家系に混乱をもたらします。

 

加えていえば、
そうして生じた混乱により、序列を破られた側の目上の方の運気が損なわれたりもします。

 

事実、そこから20年の時を経て振り返れば、
結果として皇太子家から男子が生まれず、
皇位継承について様々に混乱が生じている現実があります。
皇位継承順位は当然決まっていますが、天皇の嫡子ではない立場の人による皇位継承というのは、混乱といえます。)

 

現代に生きる人の多くが軽やかに扱うようになった「序列」ですが、
皇室や代々続く旧家など、家系の継承が重大な意味を持つ家において「序列」というのは単なる形式的な意味のためにそれをしているわけではありません。

 

家系に連なるご先祖様への畏怖の念と、
その家系を担う一員であるという覚悟を示すためにその仕来りを守り、
仕来りを守ることでご先祖様に守られる。

 

仕来りを守るというのは、
ご先祖様への血の約束であり、
コミュニケーションです。

 

古臭いと思う人が多いですが、
よくよく世の中を見渡せば、そうした「序列」を大切にしているものは枚挙に暇がありません。

 

官僚組織においても序列が重視されるものですが、それも背景としては同じですし、
祝賀会などでの挨拶の順番なども序列が重視されるのも同じです。

 

その組織が長く安定的に続くように、
そのお祝い事が長く安定的に続くように。

 

序列に基づいて組織や儀式を運営することはそれを盤石にする効果があります。

モノゴトや組織、家系が長く安定的に続いていくためには序列や仕来り、古来から続く慣習を継承することによってそれが成ります。

 

なお、
眞子さまのご結婚の問題についても、その遠因は実は秋篠宮夫妻のご結婚の際の在り方にあるといわれます。

 

故野島先生が講義でおっしゃられていたことによれば、
秋篠宮殿下は周囲からの相当の反対を、皇族の身分をかけて押し通し、心を痛めた美智子上皇后がその実家からお金を融通して紀子さまの結婚費用を用立てたそうです。

 

どこかで聞いたような話、
と、よくよく見れば、現在の眞子さまと小室圭さんとの状況によく似ています。

 

紀子さまはお金を融通することはしなかったようですが、元々はご自身のご結婚において同じようなことをした結果として、
因果が戻ってきている、ということのよう。

 

そのうち、眞子さまも皇室の身分を賭して結婚に向かうということが、もしかするとあるかもしれません。

 

若い頃はそういう仕来りや慣習というものを古臭く、現代に馴染まない有名無実の事柄と簡単に遠ざけてしまうものですが、
こうして長いスパンで物事を眺めれば、
そこには紛うかたなき真実があり、大切なものだと分かります。

 

ちなみに、
秋篠宮殿下の序列を損なう結婚に皇室の混乱の原因があると書きましたが、そもそも今上天皇は126代目。
代数論は5代一括りで考えるので、126代目は1代目と同様の混乱の治世となる運命が元々あります。

 

皇室という長く続く家系においては、
平和な時期もあれば混乱の時期もある、
126代は混乱の時期なので、秋篠宮殿下が序列に沿った結婚をしたとしても、別の混乱が生じていたということもいえます。

 

「起こることは正しい」といわれますが、
全てが正しいのかもしれない、という思いが強くなります。

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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