ゴールデンウィークに入りました。
日頃は別に暮らしているご家族と過ごされている方も多いのではないでしょうか。
私はといえば、立春あたりに、
しばらく絶縁状態にあった弟から西方半会の年に入った途端に連絡がきた話を書きましたけれど、
以来仲良くやっています。
そういえば、先日、noteのほうで、
石門星の大運に入るところで、同じく絶縁状態にあった弟さんに連絡したら、
あっけなく和解したというご報告を頂いたりもして、
ご家族と何かしら対立したり、絶縁状態にあるような方で、
何かしらそれらしい気運があるかたは、ぜひこの機会にご家族との関係を見直してみることをお勧めいたします。
さて、その弟がらみのお話で、
ちょっと恥ずかしいお話なのですが、参考になるかも?と思うことがあったので書いておこうと思います。
それは、はるか昔、幼稚園とか小学生の低学年くらいのこと。
私と弟は2歳違いなのですが、
当時、私はひどく攻撃的な子供で、ケンカをしてはしょっちゅう弟を叩いたりぶったりしていて、
一方弟はといえば、そんな私の攻撃をひたすら防戦するのみで、ほとんどやり返すということがない子供でした。
見かねた母が弟に、
「何してるの!やり返しなさい!」といっても、
「お姉ちゃんは女だからやり返さない」といってやり返さない、叩き返さない、
そんな防戦一方の弟を、叩いたりぶったりする暴力的な姉、
それが私であったのです…泣
そのことを、弟と和解してからしばらくして思い出し、
はたと私は北方と東方が車騎星という攻撃本能の星だから(=三分法の若年期の星がともに車騎星だから)、
大してものも分からない年頃において、弟を一生懸命ぶつようなひどいことをしたんだなぁと思い至ったのですが、
果たして弟はどうかといえば、
その若年期の星である北方と東方に貫索星・石門星という守備の星があり、
なるほど、
だから私は子供の頃にせっせと攻撃し、弟は一生懸命防戦したのか!!!
と納得した次第。
ちなみに、
人生行程という意味では、
車騎星・牽牛星があるほうがスピード感をもって進んでいく一方、
貫索星・石門星はその歩みが緩やかなのですが、
それぞれの星の持ち主が適切に星を消化しながら生きた場合、
今みたいな時代であれば、
人生の後半戦は貫索星・石門星のほうが安定感のある有利な人生を歩む傾向にあります。
あるいは、
本質的に双方の星が稼働し始めてからの役割は、
世の中において表側に立つのが貫索星・石門星の役割であって、
車騎星・牽牛星というのは、裏からサポートすることにその役割を持つともいえます。
そんなことを考えつつ、
私の家系における役割は、
若いうちは弟を鍛え、そして弟が立派に成長したらその弟をサポートしていくことにあるのだな、
と思い至りました。
貫索星は攻撃に対する防御の経験を経ないとその陽の守備本能である自主独立性は確立しませんし、
石門星はよくしゃべる家族(例えば私)と過ごさないと陰の守備本能の和合性・協調性は確立されません。
だとすれば、
「ケンカをしてはしょっちゅう弟を叩いたりぶったりしたひどく攻撃的な姉」
である私も、役に立ったんじゃないかな?と思うのですがどうでしょう。
いや、もちろん今みたいな時代ではとても許された話ではないのだろうと思いますが、
「起こることには意味がある」
「同じ家族として生まれるそこには意味がある」
ということを、腹で感じた気がしたので、ちょっとご紹介させていただきました。
(我田引水気味ですみません、、)
ちなみに、今はそんな叩いたりぶったりもちろんしませんし、
恐らくこういう時代では世の中、暴力はもちろん「口撃」なども人権侵害だとか言われてしまうのだと思いますけれど、
それでも思うに、
貫索星・石門星があるような人は、それなりに攻撃にさらされることなしに本質が確立することは難しく、
その意味で、今の時代、ゆるく育てられた貫索星・石門星というのは、なかなか陽転が難しくなるなぁ、という気がしますがどうでしょう。
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