ある程度の年齢になって、
「他人のモノサシ」で生きていると、まわりにはそういう、
「他人のモノサシ」で生きる人しかいなくなるようになります。
他人に好かれたい、他人に称賛されたい、他人に報酬をもらいたい、
という意図をもって何かをする、というのも、
「他人のモノサシ」で生きている人の中に入ります。
40代も半ばを過ぎて結婚された方の結婚のお祝いを申し上げたときに、
その旦那さんのことを、学歴と年収と持ち家という3つでもって説明される、ということがありました。
あるいは、「自分に仕事をくれるから」という理由で、
良からぬことをしている男性について「あの人はいい人だと思う!」と主張される、
ということも、頻繁にあります。
「自分に注目してもらえるから」という理由で、
本来のやりたいことではないことをして本来の才能を発揮することなく、
時間を切り売りするような活動をしている人というのもけっこういますね。
こういうのは、いずれも「他人のモノサシ」で生きている人の典型で、
本当の意味で「生きる」ということをしていない、
いってみれば、与えられた星図の星を生きるのでなく、
「誰しもが持っている最低限の五行」でもって生きている人たちなのだろうと思います。
さて、このテーマ(=星をくっきり生きている人とそうではない人の違い)は常々書いていることであり、
もしかするとこれは、自分のライフテーマの一つなのではないかとさえ最近思っているのですが、
その中で最近面白い発見をしたので書いておこうと思います。
「誰しもが持っている最低限の五行」を生きている段階で見える世界はとても浅くぼんやりとしたものです。
「自分が持つ星」をくっきりと生きる、発揮する、ということで見える世界というのはとても深くくっきりとしています。
この「浅くぼんやり」と「深くくっきり」の差ということについて常々考えていたのですが、
この差の分かりやすいところでは、
言葉の活舌というか、「声・発声の明瞭さの差」にはっきり現れるな、ということに最近気づきました。
※性質や外見など様々に現れる「数ある差のうちの一つ」が声や発声の不明瞭さ、ということです。
例えば、
世の中には「ちょっと普通の人が立ち入れないエリア」というのがありますが、
そういうところに足を踏み入れて耳にする、そういうエリアの人たちの発声というのは多くの場合、たいへんに不明瞭で、驚くことがあります。
『ザ・クライアント 依頼人』という1994年の映画での貧困層であるマーク一家の発声の不明瞭さ、
『ブラックリスト』のシーズン3「キングス・オブ・ザ・ハイウェー」に出てくる貧困層のならず者の発声の不明瞭さ、
…といえば伝わるでしょうか。
与えられた星図の星を生きている人と、
「誰しもが持っている最低限の五行」でもって生きている人たちの差というのは、
いろんなところ、いろんな性質に現れるので、見る人が見ればそれとはっきり分かるのですが、
声・発声がたいへんに不明瞭、というのは、分かりやすいと思いましたがどうでしょう。
ちなみに、話し方というのは近しい人に伝染するものですが、
こういう「声・発声の不明瞭さ」というのも伝染します。
これはつまり、「生き方の浅さや本質を発揮できない生きか方が伝染する」、ということでもあります。
冒頭に、
ある程度の年齢になって、
「他人のモノサシ」で生きていると、まわりにはそういう、
「他人のモノサシ」で生きる人しかいなくなるようになります。
…と書きましたが、それはこういう仕組みです。
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