コロナ禍で得たもの、考えていること

ちょっと変な話を書きます。
…ので、閲覧ご注意いただくか、さもなければ読み流してくださいませ。

さて、会食や宴会などが激しく制限されるようになって1年以上が過ぎてこのところ思うのは、
この期間というのは、明らかに、

「人生においてやるべきこと」
を促されている、
それをするための期間である、ということです。

私はこの一年以上の間の中で、
こういう制限下でなければ多分できなかっただろうな、ということのいくつかに取り組むことが出来ましたし、
こういう状況でなければ、とても定着しなかっただろうな、と思う習慣のいくつかを定着させることができました。

あるいは、
色んなことの色分けや、自分の在り方というものに、いっそうの輪郭を得た期間でもあり、
同時にその得た輪郭の内側の深みを追求し始めた期間でもあったように思います。

そしてそういう1年超を経て、
未だに収束しないこの状況下において先日ハタと気づいたのが、
これは「まだやるべきことがある」、「まだ、この時期に気づくべきことがある」というサインなんじゃないかな?
…ということ。

何事も、足止めを喰らうには相応の理由があるもので、
だとすれば、
この制限が続いている状況というのも、

何か自分がやるべきこと、
気づくべきこと、
着手すべきこと、

に、気づけていない、そんな何かがあるからではないかな?
…と、思ったわけです。

ちなみに、
この1年超の間でくっきりしたのは、

〇ロールモデルを探してはいけない
〇クーポンを出しているお店には行ってはいけない
〇自分の根っこを大事にしなければいけない

…の3点です。
他にもいろいろありますけれど、どれもこれもこの3点に収斂されるように思います。

この3つで、私はずいぶん、人生が過ごしやすくなり、
また人生の満足度が高くなったように思います。

…けれどもう一つ、
もしかすると先々もっと出てくるかもしれませんが、
今の段階では、あと一つ、不足しているものがあって、

多分、それに気づくまでは、それを見つけるまでは、
こういう制限のある生活が続くのではないかな?と思っています。

人によっては、
ずいぶん、自分中心の視点ですね?といわれそうですが、
分かる人には分かるだろうと思います。

なお、上記の3点は当てはまる人もいれば当てはまらない人もいます。
上記は私にとって大事な3点で、
今、それを通して「自分軸」の構築に取り組んでいるというお話です。

なお、ここでいう「自分軸」というのは、
いわゆる貫索星・石門星でいうところの自我に起因する自分軸というのは異なるものです。

拙いながら説明を試みれば、
この世界は多様性で出来ていて、
人により、
「当たり前」とか「普通」、あるいは「正しい」ということの定義は異なる、
そういう世界における「正しい生き方」というのは人それぞれで、

その中での「正しい生き方」というのは、
自分の宿命に沿った生き方=自分軸の生き方、であって、

例えば「働く」ということ一つをとっても、
他人からは「え?それが働くこと?」といわれるようなことであったとしても、
それが宿命に応じているなら仕事になる、

ということを念頭に、

「自分にとっての正しい」ということを模索してく、
きちんと自分で捉えていく、というのが今私の取り組んでいることです。

平たくいうなら、
オーダーメイドの自分の星の使い方を化粧している、ともいえます。

ちなみに、
「自分にとっての正しい」と「他人にとっての正しい」というのは当然に対立することもあるわけですが、
そういう対立に、処していく、というそのやり方も、試行錯誤ながら取り組んでいます。

対立、というと、戦うことばかりが思い浮かんでしまうのですが、
無視するとか、素通りするとか、放っておくとかいう対応もありますし、
浅く受け取って流しておくとか、棚に上げておくということも出来ます。

もちろん、コテンパンに、完膚なきまでに叩きのめす、ということもありますね。

ここで、多くの人は、
「コテンパンに、完膚なきまでに叩きのめす」ということを躊躇するのですが、
それが必要なときには、それをする、
それが不可避のことである場合もあり、
その先には、慎重さの積み上げの上で、そしてロジカルな裏付けを得た上で、
それをするのも大事なことです。

中庸というのは「コトナカレ主義」のことではないわけで、

時間のあるときというのは、
単に衝動によってコテンパンにやり込めるような稚拙な戦いではなく、
きちんと考え理屈を得た上で、中庸に叶う戦い方というのも覚えることができる時期であるように思います。

独りの時間が長い時期、というのは、いろんなことに気づくことができて面白いですね。

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