東洋史観からみる「女性の幸せな働き方」

フェミニストの方には叱られそうな内容ではありますが、野島先生の講話より東洋史観に学ぶ「女性の幸せな働き方」をご紹介いたします。

結論から書くと、
女性が男性社会で働いてみたところで、多くの場合、挫折しますよ、という内容です。

 

一応私も20年男性社会で働いて、酸いも甘いも経験した上で、たしかになーと思う内容で、こういう視点を意識すればいいのか、と納得もした内容です。

…..

あくまで一般論ですが、
女性は不規則で柔軟性がありその場その場で対応していく傾向にあり、家庭運営においてその才能を発揮します。
一方で男性は固定観念があり、規則的に物事を進めていく組織運営においてその能力を発揮します。

 

男女は平等、同格ですが、
個性才能に違いがあり、男女それぞれ発想方法や対応方法に違いがあります。

この性質の違いにより、
男性社会に女性が進出するのは大変なエネルギーを要し、困難を伴う、ということになります。

 

欧米には歴史的に女帝が君臨するなどの歴史があったわけですが、
日本をそうした欧米と同じだと考えるとなかなかうまくいきません。
日本は法律的に男女平等ということになっていますが、その世界に身を置いている人はご存知の通り、現実的には平等ではなかったりします。

 

これは当然のことで、
法律と世の中の常識、
運命とそれぞれの生き方というのは、
土地の歴史、国の歴史によってそれぞれ異なります。

 

女性が男性の真似をしても、男性を追い抜くことはできません。
これは男性が女性の真似をする場合も同じで
追い抜くことはできないのですが、
なぜかといえば、
「真似」というのは本質ではないので、
その本質ではないことで勝負をしても、勝つことはできないし、追い抜くこともできない、ということです。

女性なら女性の世界で最高を狙うのがあるべき姿で、人真似モノマネはダメ。
自分の個性を出していきましょう、ということでもあります。

 

夫婦で共働きの主婦の方にある傾向ですが、
家庭では共働きで同権同格であったとしても、男性社会に所属している、ということを忘れて、会社においても「言いたい放題やりたい放題」でいると足元をすくわれます。

男性社会で働く女性というのは、出処進退を忘れると痛い思いをすることになります。

 

法律がどうであれ、現実はそうですよ、
ということなのですが、
それでも敢えて「道を開く」人になるのであればそれも良し、
ただ苦しいものですよ、というお話です。

 

組織は男性社会であるということを知っておくことが大事で、その意味では妻が夫を超えるのも望ましくありません。

 

こういうことを書くと反発必至なわけですが、
女性は基本的に、
世間で働かないほうが幸せです。

 

これを補足すると、
働く場合には、
直接、実働として働かない、動かないのが幸せ、先頭に立たない方がベター。
お金を出すとか口を出す、
指示をする、企画するということにとどめるのが理想です。

 

これはなぜかといえば、
今の社会において、
男性が先頭を走ると他の人たちがついていく一方、
女性が先頭を走ると他の人たちはついていかずに傍観する、という傾向があるためです。

 

女性が先頭を走ることは、社会では異質なので、そうしたことが目の前で起こると驚いたり反発したりして、それを傍観してしまいます。

最初のうちは無視されて、ついてくるのは時間が経ってから、ということになる傾向にあります。

 

時間をかければ良いではないか、
という指摘ももっともながら、
こういうことが、あらゆるところで発生する結果、男性に劣ったパフォーマンスにしかつながらず、メンバーも本人もストレスを抱える、という事態に陥ります。

 

よって女性の幸せなあり方というのは、
男性に先頭を走らせる、
先頭を走る男性を鼓舞して結果に誘導する、
というあり方ということになります。

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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