このところ、ワクチン肯定派の方とワクチン否定派の方の間で、
様々に意見が対立し、穏やかではない事態に発展していることがけっこうあります。
ご相談をうかがっている方のなかには、
夫婦で意見が対立し離婚の危機とか、
大学生のお子様と意見が対立して絶縁の危機とか、
…そういう話もけっこうあり、それぞれに真剣、深刻です。
そういえば、タマホームさんでは、ワクチンを接種したら出社できなくなるかも?
…みたいな話もありましたね。
炎上したことで、取り消されたか改められたかしたようですが。
さて、算命学という観点で、
こうした意見の対立がどういう要素によって起こるのか?ということを紐解けば、
だいたいは、
上格の人はワクチン肯定派、
下格の人はワクチン否定派、
…であるように思います。
厳密にいえば、
中格という人もいますし、
それぞれの立場や目的により異なるところのようなので、
ざっくりいえば…ですが。
上格がワクチン接種を肯定し、下格がワクチン接種を否定する、
…というのは、考えてみれば至極当然のお話で、
上格とは、
法律が通用する世界、法律に守られた平和な世界で法律に則って生きていくことに向く人たち、
下格とは、
法律が通用しない世界、法律を信用できない動乱の時代で、法律に頼ることなく生き抜くことに向く人たち、
…なので、
上格の人たちは、政府のいうことが正しいという前提で行動していくので、
国を挙げてワクチン接種を推奨するなら、素直にワクチンを摂取する、
下格の人たちは、政府がいおうが法律になろうが、
自分の目で見て自分が正しいと思えることだけを信じて、
その自分の嗅覚だけを拠り所に行動するので、自分の感覚で「違う」と思うなら是が非でもワクチンを接種せず、
当然に、自分の回りの人にもワクチン接種などさせたくないわけです。
上格・下格のイメージがどんなものかといえば、
上格の人は、平和な時代において、いわゆるお城の中で生きる人たちのイメージ、
下格の人は、戦国時代において、動乱の中を生き抜く戦国武将のイメージ、
…なので、そう考えると、そこには避けがたい考え方違い・行動の違いがあるのは当然だな、と思いますがいかがでしょうか。
先日、公開ブログで同座・異座のお話を書いた、あの話の延長でいえば、
この上格・下格というのも、上格同士は同座、下格同士は異座、ということになるわけですが、
そう考えると、
とりわけ結婚などにおいては、同座が望まれる、というのも理解できるところと思います。
もちろん、異座なら異座で、相互に価値観の相違を理解して、尊重し合うことができれば成長につながる関係となる場合もあります。
さて、最近のワクチン接種への意見などをもとにすれば、
生年月日を知らずとも、その人物が上格か下格かを予想することができますね。
そしてそれを前提とすれば、
相手に対してどういうアプローチでもって付き合っていけば良いか?
相手とどういう関係を築いていけば良いか?
…ということも、ある程度分かります。
前に、占術というのは洋の東西を問わず相似を前提としているということを書いたことがありますけれど、
その人物の行動を分類することができれば、その分類をもってその人物の行動を想定していいくことができます。
つまりその人物が、
ワクチン接種に関して上格にあてはまるなら、
ワクチン接種に限らず、他のあらゆる行動においても上格的に行動する人物であり、
ワクチン接種に関して下格のあてはまるなら、
ワクチン接種に限らず、他のあらゆる行動においても下格的に行動する人物である、ということが分かります。
算命学で学ぶこと、というのは、そういう「分類」です。
学ばれている方は、学んだことを、いかに応用するか?展開するか?ということを意識すると、
より深い理解が得られるように思います。
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