壮年期・晩年期における天将星についての検証（備忘）

ちょっとセンシティブなことを書きますので、閲覧ご注意くださいませ。

さらにいえば、
このところ進めている「一般の人」からの検証の備忘なので、そういう前提でご覧くださいませ。

さて、天将星というのは、本当に苦しい思いをしてこそ光る星、といわれます。
ほとんど陽転しない星、ともいわれますね。

これについて、
けっこう多くの事例、
それも、有名人ではなく、一般の人の事例を拾いながらいろいろと調べていたのですが、

壮年期に天将星がある「一般の人」は、
壮年期に自分が頑張らないとどうにもならないような家庭環境に置かれる、

晩年期に天将星がある「一般の人」は、
晩年期に自分が頑張らないとどうにもならない家庭環境に置かれる、

…という傾向が、割とくっきりとある、
というのがようやく腹に落として理解できてきました。

「一般の人」と敢えて断ったのは、
著名人とか経営者とか、そういう「天将星らしさを発揮する環境」を得ている人は、

必ずしも「家庭環境」において消化する必要はないので、
必ずしも「家庭環境」と天将星の相関関係があるとは限らないのですけれど、

そういう「天将星らしさを発揮する環境」を持たない人は、
その発揮するための「家庭環境」を引き寄せるようだ、ということに気づきました、というお話です。

理屈を紐解けば当然のことなので、
敢えて書くのもどうかな？と思ったのですが、

壮年期に天将星があって実際に活躍しておられる方は、
壮年期に天将星が光るべく若い頃に家庭環境においてたいへんなご苦労をされている、

晩年期に天将星を持つ専業主婦の方は、
晩年期に夫にも子供にも頼ることができず、
自力で頑張らねばならない環境において生き生きと活躍されている、

…というような事例が積みあがってきたので、
改めて書いておくことにした次第です。

もっとも、
天将星を持ちつつも、まるで活躍しておられないような方もいないわけではないので、
「すべてがすべて」ということでもないですが、

このあたりは、
「一般の人」の場合、家庭の事情まで他人が見知ることなどできないわけで、
少なくとも「私が確認できた限り」においてその傾向がありました、ということです。

なんとなく、理論としては認識していたのですが、
「一般の人」の事例を多く見ていると「なるほど、こうして現象化するのか」というのが腹落ちします。

ちなみに、天将星が「苦しい家庭環境を引き寄せる」などというと、
客観的には「苦しそうだ」というふうに見えるのですが、

リアルな「一般の人」たちの様子を見ていると、
ほぼすべての人がその「苦しい家庭環境」において生き生きと、むしろ充実感をもって活躍しておられるのも印象的でした。

とはいえ、「苦しい家庭環境」を避けたければ、
自ら苦労や困難を選んでいく、鍛えられる環境を自分でしっかり選び取っていく、
ということが必要なのだろう、と思います。

よく、「若年期に天将星を持つ子と親の運勢はシーソーになる」、といわれますが、

これを紐解けば、
親が穏当な人生を歩んでいれば家庭環境が穏やかとなり、
その結果として子の若年期の天将星は本領を発揮できず陽転しがたい、

親が困難な人生を歩んでいれば家庭環境が苦しいものとなり、
その結果として若年期の天将星が本領を発揮できて陽転に向かい安い

ということなのですが、
あれば、
子供＝若年期というのはその世界が「家庭」の大きく影響を受けるためにそういうことになるわけです。

であれば、壮年期にせよ晩年期にせよ、その世界が「家庭」に限定されるような人生を歩んでいれば、
少なからず同じようなことになるのかもしれないな、と思いました。

つまりは、壮年期・晩年期に「家庭とシーソー」を起こさないためには、
その時期に天将星があるような人は、
「家庭」に限定されないような人生に向かっていなければならないのだろう、ということです。

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