親子、夫婦という修行

このところ、
身近なところで「この人も？」という人たちが、続々会社を辞めて、独立している、

…ということを書きましたけれど、

「子連れ留学」のために会社を辞めたという話などもあり、
会社を辞める＝独立とは限らないようです。

感覚的に、留学というのは、
「親から離れて苦労をし、自立心を育む」
ということも含めて意味があるものであって、

子連れで留学などしても…と思ったりしたのですが、
長期の留学なら親子で移住するケースに似て効果があるのかもしれません。

あくまで「親が日本語をしゃべらない」という覚悟があれば、のお話ですが。

親にその覚悟がない場合の親子留学は、
兄弟がいないと、成功が難しいそう。
兄弟がいれば、子供同士、英語で話すようになるのだとか。

それにしても、
親というのは子供によって「二度の人生を生きる」といわれますが、
「いけいけどんどん」でこの世の春を謳歌してきたような親御さんほど、
お子様でご苦労されているな、と思います。

このあたりは、
他人を顧みないような遊び方の先に結婚したような方が、
結婚にご苦労なさる傾向が強いのに似て、

つまりは、
結婚にせよ、子育てにせよ、
密接な人間関係というのは、人間として成長するためのものなのだろうと思います。

算命学では、親子というのは本当にうまく「仕組まれている」ことが分かるのですが、
そういう事例を数多く目の当たりにすると、

起こる出来事に抵抗すること、
目の前の人に苛立つこと、
他人との関係に悩むこと、

.…が、実は「仕組まれた」結果のことであるように感じられ、
その抵抗や苛立ち、悩みが胡散霧消していきます。

自然の仕組みによってなされるものなら、
そこには必ず意味があるわけで、

一個の人間がその仕組みを理解できずとも、「それは正しい」のだと感じられます。

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