「コツコツ」の先に突然分かる

先日、久しぶりに会った方に、
最近何をやっているかを訊かれて、算命学をやっています、
…と、ブログのこととかnoteのこととかお話したら、

「あ、算命学の会を主宰されているのね」
…といわれて、思わず全力で否定しました。

算命学を学んでいるのはその通りだし、
それについて日々文章を書いているのもそのとおり、
そして、算命学を伝えるためのサークルをやっているのもそのとおりなのですが、

「主宰」といわれると、なんとなくちょっと違うような。

そもそも、「主宰」という言葉をぐぐると、
「人々の上に立ち、中心になって物事を行うこと。また、そうする人」
…と出てくるのですが、

私のスタンスとしては、
ブログは「東洋思想について考えた日記」のようなもの、
noteのほうは、日々学んでいることを共有し、より多くの人に算命学を知ってもらうためのもの。

いちおう、月一でzoomのMTGをしていますが、
「上に立つ」とか「中心になって」というよりは、不足を補うためにやっているようなもので、
「主宰」というのとは違うな、と思っています。

それでも、本日、ご相談のお問い合わせをくださったサークルに参加された方が、
「サークルに参加して以来、少しづつ理解が進んでいる感触があり、大変楽しく読ませていただいています。」
…と書いてくださっていて、

「毎日書く」ことの先に「毎日算命学に触れる」方がいることを知り、
それが少しでも役立っていることを感じて嬉しく感じました。

「算命学脳」みたいなものがあるとすれば、
それは「毎日東洋思想に触れる」「毎日算命学的思考をする」ということの先に育まれるのだろうと思います。

英語を学ぶ際に、毎日英語に触れる先に、あるとき突然分かる日が来るみたいに、
算命学を学ぶのも、毎日算命学に触れる先に、あるとき突然分かる日が来る、みたいな。

このところ、
こんこんと庚金の守護神について書いているのですが、
守護神なども、そういうコツコツの先に「突然分かる」ことが起こる種類のものと思います。

学びを焦ることなく、急ぐことなく、コツコツが大事。
コツコツやっていると、あるとき「あ、こういうことか！」みたいなことに気づけます。
点と点がつながって線となり、線と線がつながって面になり、
面と面がつながって立体となり、
立体と立体がつながって次元を超える…みたいな理解。

そう気づきを楽しみに、日々学びを深めています。

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